2014年1月28日火曜日

恵那南高校で消費生活の出前講座

平成26年1月24日(金)に恵那南高校の社会人講話の授業で消費生活出前講座を実施しました。
当日は恵那市消費生活相談窓口と契約学習ネットワークとの共催で、「高校生のための契約学習」と題し、消費者契約の問題をクイズや寸劇を採り入れて90分の講演を行いました。



講演の前半では、消費者と事業者間の消費者契約の特徴、法律と契約の関わり、契約の取消権についてのお話をスポーツのルールなどを例にしてお話ししました。
契約や法律という話題は難しくて興味関心が薄くなりがちですが、スライドを多用してわかりやすく図解し、日常生活でもイメージがつきやすい問題を紹介しました。
実際に起きている消費者トラブルとしては、未就学児のソーシャルゲームの高額課金問題などのお話をしましたが、聴講の高校生からは驚きの声があがっていました。



また、契約を取り消す場合には、民法の未成年者取消権や特定商取引法等のクーリングオフ制度などを活用することができますが、それでも取り消しできるケースと出来ないケースがあります。
それを感覚的に知ってもらうために、恒例のクーリングオフ・クイズの出題をしました。5問全部の正解者は2名でした。何でもクーリングオフが出来るわけではないということを理解し、契約をするときは慎重に検討をするように注意を促しました。



高校卒業後には悪質商法のターゲットにされる危険性も高まるため、契約学習ネットワークによるデート商法の寸劇を披露しました。現在はSNSを通じて勧誘をされることも多く、悪質商法のパターンを知ってもらい被害の予防を図るのが目的です。高校生の皆さんは熱心に見入っていました。



契約の知識や悪質商法の手口など、事前に知っておけば防げる問題は多いものです。
恵那市内の高校・中学校で消費者教育の出前講座を希望される学校があれば、消費者相談窓口までお気軽にお問い合わせ下さい。



2014年1月27日月曜日

偽ブランド品などを販売する海外サイトに注意

インターネット・ショッピングは便利なものですが、時計やバックなどの偽ブランド品や希少商品を格安で販売する海外サイトとのトラブルが恵那市でも多く発生しており注意が必要です。

一般的に入手が難しい商品の画像を表示し、破格の値段で売っていることから、消費者は買い得だと思って注文し、銀行振り込みで料金を先払いします。しかし、何日経っても商品が配達されなかったり、注文したものとは明らかに異なるものが送られてきたりするケースが目立ちます。

販売事業者に苦情を言おうとしても、サイトに表示されているのが個人の携帯番号であり、何度電話しても通じず連絡がつかないことがほとんどです。また、電話が通じたとしても、相手は日本語が話せないことも多いようです。

このようなトラブルを起こすサイトは、日本語で表示をしていても、実際は海外の事業者であることが多いです。代金の振込先の銀行口座の名義も、会社名ではなく(日本人では無い)個人名だったという例が多数確認されています。 代金を先払いさせ、商品を送ってこない行為は詐欺まがいですが、相手方が海外居住者の場合は日本の国内法では解決ができないため、現状ではこうした被害を回復することはほぼ不可能です。

こうした詐欺まがいのサイトの特徴としては、(1)ブランド品等がありえないほど格安の値段で売っている、(2)代金は前払いの銀行振り込み、(3)銀行口座の名義人が個人名、(4)連絡先が日本の固定電話番号では無い、(5)サイトに表示されている日本語が機械通訳のような意味の通じないものである、というような不審な点が挙げられます。このような怪しい点があるサイトでの買い物は止めた方がいいでしょう。

また、偽ブランド品だと知りながら注文をする行為は著作権法違反となり、注文をした消費者も責任を問われることがあります。偽ブランド品やコピー商品を販売するサイトでの買い物もするべきではありません。

2014年1月21日火曜日

届出業者だから安心?「プロ向けファンド」のトラブルに注意

見守り新鮮情報 第181号                平成26年1月21日

◇発行:独立行政法人国民生活センター◇


<事例1>
業者から「出資しないか」と電話があり、その後訪問を受けた。仕組みは分か
らなかったが、利率が10~12%との説明を受け、家族に内緒で自分の小遣いか
ら10万円出資した。後日約款を読んだところかなりリスクが高いことが分かっ
た。リスクがあることが分かっていたら出資していなかった。国の機関で認め
られた業者であると言っているが本当か。(70歳代 男性)
<事例2>
自宅に投資組合から、もうかるので投資するよう勧誘の電話がかかってきた。
「金融庁に届出を出しているから悪質業者ではない」というが、信用できるか。
(60歳代 男性)

<ひとこと助言>
☆「プロ向けファンド」とは、プロ投資家向けに販売・運用が行われるハイリ
 スクで複雑な商品ですが、制度上証券会社などのプロが一人でもいれば一定
 人数の一般投資家も勧誘できるため、知識や経験の乏しい高齢者などに販売
 される場合があり、トラブルが報告されています。
☆プロ向けファンドの業者は金融庁(財務局)に届出をしていますが、信用が
 保証されているわけではありません。
☆事例の他にも「必ずもうかる」「元本保証」などと法律に反する説明をされ
 たり、1千万円以上支払ってしまったりするケースも見られます。
☆プロ向けファンドでは、被害回復が難しいケースが多々あります。取引内容
 が理解できない場合は、絶対に契約してはいけません。

イラスト入りリーフレット(PDF形式)は国民生活センターホームページ
http://www.kokusen.go.jp/mimamori/mj_mailmag/mj-shinsen181.html
※リーフレットの文面はメールマガジンと同じものです。

2014年1月14日火曜日

1.施工不良による配線器具の事故

2014.1.14 VOL.208
PSマガジン(製品安全情報マガジン)
 NITE(ナイト)[独立行政法人製品評価技術基盤機構]
製品安全センター


  (事例1)【エアコン】
      異音がしたので確認すると、エアコンとその周辺を焼く火災が発
      生していた。事故発生時、エアコンは使用されていなかった。

    →  コンセントとエアコンの電源プラグは室内機本体裏側と壁との間
      に挟まれ、抜いたり差したりできない状態で設置されていたため、
      プラグにほこりが付着してトラッキング現象が発生し、火災に至
      ったものと考えられます。


  (事例2)【食器洗い乾燥機(ビルトイン型)】
      ビルトイン型の食器洗い機を使用中、ブレーカーが落ちて機器後
      部から出火し、周辺と床面などが焼けた。

    → 施工時に、コンセントプラグ仕様の電源コードを改造(切断して
      屋内配線と手よりで結線)していたため、接触不良により異常発
      熱し、出火したものと考えられます。


  (事例3)【コンセント付洗面化粧台】
      コンセント付洗面化粧台のコンセントに電気ストーブを接続して
      使用していたところ、コンセント部から出火した。

    → コンセント付洗面化粧台が、風呂の脱衣所の窓に木枠を渡して設
      置されていたため、湿気や結露が入り込んで内部配線が腐食し、
      過熱して出火したものと考えられます。


    ◇事例1のように、プラグの抜き差しができないなどエアコンの施工不
    良による事故が発生しています。

   ◇事例2のように、コードの不適切な接続などによる事故が発生してい
    ます。

   ◇事例3のように、水分がかかったり、湿気の多いところに設置したこ
    とが原因の事故が発生しています。

http://www.nite.go.jp/jiko/psm/index.html

2014年1月8日水曜日

豆乳等によるアレルギーに注意!

見守り新鮮情報 第180号                平成26年1月8日

◇発行:独立行政法人国民生活センター◇


健康に良いとテレビで放送していたので、牛乳のようなものだと思い、初めて
豆乳を購入した。朝、180ccくらいをコップに入れて一気に飲んだところ、すぐ
に目の周りが赤く、かゆくなり、ひどく腫れてしまった。自分は豆腐や納豆を
食べても大丈夫である。牛乳や卵でアレルギーになることは知っていたが、豆
乳でアレルギーになるとは知らなかった。豆乳アレルギーに関する注意表示は
なかった。(60歳代 女性)

<ひとこと助言>
☆カバノキ科(シラカンバ、ハンノキ等)の花粉症の人が豆乳等を飲んだ際に
 アレルギーを発症する事例が報告されています。
☆これは、大豆がカバノキ科の花粉と似たアレルゲンタンパクを含んでいるた
 めです。大豆中のアレルゲンタンパクは熱や発酵などの加工処理で活性を失
 いやすく、納豆等の加工度の高い大豆製品で症状が出ることはほとんどあり
 ません。
☆カバノキ科の花粉症のある人が豆乳を飲む際には、少量ずつ摂取して様子を
 見るなどの注意が必要です。リンゴやモモを食べてのどがかゆくなるなど、
 果物アレルギーのある方も、豆乳等で同様のアレルギー症状が出ることがあ
 るので注意しましょう。
☆カバノキ科の花粉はスギ花粉と同時期に飛散し、症状も似ています。自分が
 カバノキ科の花粉症かどうかは、医療機関の血液検査で調べることができま
 す。
☆アレルギー様の症状が出た場合は、直ちに医療機関を受診しましょう。

イラスト入りリーフレット(PDF形式)は国民生活センターホームページ
http://www.kokusen.go.jp/mimamori/mj_mailmag/mj-shinsen180.html
※リーフレットの文面はメールマガジンと同じものです。

2013年12月25日水曜日

社告・リコール対象の暖房器具による事故

2013.12.24 VOL.207
PSマガジン(製品安全情報マガジン)
 NITE(ナイト)[独立行政法人製品評価技術基盤機構]
製品安全センター


  (事例1)【電気ストーブ(ハロゲンヒーター)】
      使用中のハロゲンヒーターから出火する火災が発生し、ハロゲン
      ヒーターとその周辺が焼けた。

    →  強弱切換の部品(ダイオード)に不具合があり発熱し、発煙・出
      火に至ったものと考えられます。


  (事例2)【電気ストーブ(遠赤外線式)】
      使用中の電気ストーブから異音がして発煙し、出火した。

    → トライアック内部のはんだ付け部に、はんだ量の少ない部品が混
      入したため、使用時の繰り返しと熱ストレスによりはんだ剥離が
      生じ、継続使用することでトライアックの放熱性が低下して発煙、
      焼損に至ったものと考えられます。


  (事例3)【電気温風機】
      使用中の電気温風機から異音と発煙、異臭がしたため確認すると、
      出火して電気温風機が焼けた。

    → セラミックヒーターユニットの中央端子と電源配線のファストン
      (平型)端子部において、 接続不良により、接触抵抗による過熱
      が生じ、出火に至ったものと考えられます。


    ◇社告・リコール対象製品から事故が発生しています。上記事例はすべ
    て社告・リコール対象製品によるもので、事業者の社告・リコール対
    応後に発生しました。

   ◇社告・リコール製品に該当する場合は、直ちに使用を中止して、必ず
    事業者に連絡してください。社告・リコールを行っていた事業者が倒
    産している場合は、直ちに使用を中止してください。

   ◇お持ちの製品が社告・リコール製品に該当していないか、NITEホ
    ームページで確認することができます。
    http://www.jiko.nite.go.jp/php/shakoku/search/index.php

http://www.nite.go.jp/jiko/psm/psm_vol207_131224.html

2013年12月24日火曜日

無料じゃないの!?「健康食品の試供品送ります」

見守り新鮮情報 第179号                平成25年12月20日

◇発行:独立行政法人国民生活センター◇

留守番していた夫が、突然「健康食品の試供品を届けるのでお試しになります
か」との電話を受けた。代金の話は一切なかったし、「試供品」ならば無料だ
と思い、承諾した。数日後、10日分のサプリメントが送られてきたので、開封
し飲んでみた。後日、ちょうど全部を飲み終わったころに500円ほどの請求書が
届いた。有料なら申し込まなかったので代金を支払いたくない。(当事者:70
歳代 男性)

<ひとこと助言>
☆突然健康食品の試供品を送ると電話があり、無料だと思って承諾したら代金
 を請求された、という相談が寄せられています。
☆業者が有料であることをはっきりと説明せずに、「試供品」「お試し」「サ
 ンプル」などと言うことで、消費者に無料だと思い込ませるケースがありま
 す。無料であるかどうかを確認するようにしましょう。
☆試供品が無料であったとしても、その後商品購入の勧誘が続くこともありま
 す。試供品の送付を持ち掛けられたときは、自分にとって本当に必要なのか
 をよく考えて判断することが大切です。

http://www.kokusen.go.jp/mimamori/mj_mailmag/mj-shinsen179.html

2013年12月10日火曜日

一酸化炭素中毒による事故

2013.12.10 VOL.206
PSマガジン(製品安全情報マガジン)
NITE(ナイト)[独立行政法人製品評価技術基盤機構製品安全センター



  (事例1)【石油ストーブ】
      一酸化炭素中毒の死亡事故が発生し、現場に石油ストーブがあっ
      た。

    →  使用者が就寝時に石油ストーブを消火せず、気密性の高い閉め切
      った寝室で長時間使用していたため、酸素が不足して不完全燃焼
      となり、室内の一酸化炭素濃度が上昇して事故に至ったものと推
      定されます。

  (事例2)【ガス湯沸器】
      ガス湯沸器を使用中、一酸化炭素中毒により1人が死亡、1人が
      軽い一酸化炭素中毒になった。

    → 換気扇を使用していなかったため、換気不良により一酸化炭素が
      室内に滞留し、事故に至ったものと推定されます。また、長期間
      の使用(約34年)によって、ガス湯沸器にホコリとススが詰ま
      り不完全燃焼になりやすい状態だったことも要因と思われます。

  (事例3)【携帯発電機】
      携帯発電機(ガソリン燃料)を使用中、一酸化炭素中毒と考えら
      れる事故が発生し、3人が死亡した状態で発見された。

    → 換気を行っていない室内で発電機を使用していたことから、排気
      ガスが滞留し、一酸化炭素中毒に至ったと考えられます。
      なお、製品本体表示及び取扱説明書には「屋内など換気の悪い場
      所で使用しない」旨、警告表示が記載されていました。

    ◇事例1のように、石油ストーブをつけたまま就寝すると、気密性の高
    い住宅では酸素が不足して不完全燃焼となり、一酸化炭素中毒になる
    おそれがあります。石油ストーブなどの燃焼機器は必ず消してからお
    やすみください。

   ◇事例2のように、ガス湯沸器を使用する際は、必ず換気扇を回すか、
    定期的に窓を開けてください。また、使用中に火が消える、炎があふ
    れる、機器が異常に過熱するといった不完全燃焼の現象がみられた場
    合は、すぐに使用を中止し、点検を受けてください。

   ◇事例3のように携帯発電機は、室内や換気の悪い場所など排気ガスが
    こもる場所では使用しないでください。排気ガスには一酸化炭素等の
    有害物質が含まれており、一酸化炭素中毒等になるおそれがあります。

   ◆一酸化炭素は、燃焼の際に微量ながら発生し、不完全燃焼の際には発
    生量が増加します。色や臭いはありませんが、毒性はとても高く、少
    量でも危険です。暖房器具が手放せないこの季節、高気密のマンショ
    ンや住宅にお住まいの方は特に注意して換気をしてください。

http://www.nite.go.jp/jiko/psm/index.html

2013年12月9日月曜日

注意!服に火が燃え移ってやけど!

見守り新鮮情報 第178号                平成25年12月6日

◇発行:独立行政法人国民生活センター◇

<事例1>
ガスコンロの火を消そうとしたとき、肩から羽織っていたポリエステル製のカ
ーディガンの袖に火が燃え移った。袖の火はすぐに手で消したが、いつのまに
か後ろまで火が回っていて、背中をやけどした。(70歳代 女性)
<事例2>
仏壇の電球を替えていた際に、ろうそくの火が洋服に燃え移った。自分で水を
かけ火を消したが、おなかやももにやけどを負い、入院した。(70歳代 女性)


<ひとこと助言>
☆ガスコンロやろうそくなどの火が衣類に着火してやけどをしたという報告が
 寄せられています。特に高齢者は重症になる場合も多く注意が必要です。
☆ほかにも、たばこやライターの火が服に燃え移ったケースもあります。
☆調理等で火を使う際は、袖やすそが広がっている衣類やルーズなデザインの
 服装は避け、火に近づき過ぎないようにしましょう。
☆防炎性能のあるエプロンやアームカバーなどを身に着けるのも一つの方法で
 す。
☆服に火がついてしまった場合は、台所のくみ置きなど身近な水で消火しまし
 ょう。慌てて走り出すと風にあおられて炎が大きくなるので注意が必要です。

イラスト入りリーフレット(PDF形式)は国民生活センターホームページ
http://www.kokusen.go.jp/mimamori/mj_mailmag/mj-shinsen178.html

2013年12月5日木曜日

石油ストーブアルパカの使用中止に関する注意喚起及び自主回収に関する周知について

経済産業省は、有限会社グローバルトラスト(兵庫県三田市)が韓国から輸入・販売した石油ストーブアルパカ(Alpaca TSG-1(S))に係る消費生活用製品安全法の技術基準違反(本体転倒又は地震時に消火しないこと)について、平成25年11月28日付けで同社に対 して同法第32条の規定に基づく危害防止命令を発動し、対象製品について回収等の必要な措置を講じるよう命じました。

詳しくはこちら
http://www.meti.go.jp/press/2013/11/20131129002/20131129002.html