2014年7月31日木曜日

 「個人情報を削除してあげる」公的機関をかたる詐欺が急増

 見守り新鮮情報 第196号                平成26年7月30日
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> ◇発行:独立行政法人国民生活センター◇
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>     「個人情報を削除してあげる」公的機関をかたる詐欺が急増
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> 「生活保護センター」を名乗る人から「あなたの個人情報が3カ所に漏れてい
> る。2カ所は取り消せたが、1カ所(A社)だけは取り消せない。代理の人を立て
> る必要がある」という電話があり、ボランティア団体の人が代理人になってく
> れることになった。すると、A社から連絡があり、自分に振られている「番号」
> を教えられた。その後、代理人から「書類に書くのに必要」とその番号を聞か
> れ教えたところ、A社から「番号を他に教えたのは違法行為になるため、社員が
> 逮捕された。あなたが保釈金1千万円払うように」と求められ、宅配便で現金を
> 送った。(70歳代 女性)
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> <ひとこと助言>
> ☆公的機関等をかたり「個人情報が漏れているので削除してあげる」などと持
>  ちかけ、最終的にはお金をだまし取る手口が急増しています。
> ☆個人情報の削除を持ちかける電話は詐欺です。相手にせず、すぐに電話を切
>  ってください。
> ☆一度お金を支払ってしまうと取り戻すことは極めて困難です。絶対に支払っ
>  てはいけません。
> ☆困ったときは、お近くの消費生活センター等にご相談ください。
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> イラスト入りリーフレット(PDF形式)は国民生活センターホームページ
> http://www.kokusen.go.jp/mimamori/mj_mailmag/mj-shinsen196.html
> ※リーフレットの文面はメールマガジンと同じものです。
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> 本情報は、国民生活センターの公表情報をもとに編集・発行しています。
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> 詳細は、「個人情報が漏れているので削除してあげる?!公的機関をかたって
> 個人情報の削除を持ちかける詐欺にご注意!」
> http://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20140730_1.html
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2014年7月24日木曜日

急増 保険金の利用を口実に自宅の修理を勧誘

見守り新鮮情報 第195号                平成26年7月23日

◇発行:独立行政法人国民生活センター◇


訪問してきた業者に雨どいが壊れていることを指摘され「火災保険の保険金で
屋根の修繕ができる。自己負担は一切ない」と勧誘された。点検の結果、50万
円の見積書を渡され、保険会社に保険金を請求し、下りた金額で工事をすると
いう契約をした。保険会社からは8万円ほど下りることになったが、よく考える
と50万円の見積もりなのに8万円で工事ができるのはおかしい。解約したい。
(70歳代 男性)

<ひとこと助言>
☆「保険金を請求すれば自己負担なしで自宅が修理できる」などと勧誘する手
 口の相談が急増しています。
☆請求した保険金が支払われず、工事費が自己負担になったり、高額な解約料
 を請求されたりするケースもあります。安易に契約してはいけません。
☆契約してもクーリング・オフ等ができる場合があります。

イラスト入りリーフレット(PDF形式)は国民生活センターホームページ
http://www.kokusen.go.jp/mimamori/mj_mailmag/mj-shinsen195.html
※リーフレットの文面はメールマガジンと同じものです。

2014年7月9日水曜日

「個人の情報を教えないと年金を停止する」と脅された

見守り新鮮情報 第194号                平成26年7月8日

◇発行:独立行政法人国民生活センター◇


突然知らない女性から電話があり「国の調査なので答えなければ年金が減額さ
れる」と言われ、生年月日・家族構成・年金受給額などを聞かれた。不快に思
い何も答えず電話を切ったところ、すぐに「市役所の生活課で年金を担当して
いる」という男性から「調査に協力しないと年金が停止されるがよいのか」と
電話があった。電話を切ってもすぐに電話がかかる、という繰り返しで、とて
もしつこかった。不審であり気味が悪い。(80歳代 女性)

<ひとこと助言>
☆公的機関の調査などをかたり、年金を停止するなどと脅して個人の情報を聞
 き出そうとするケースです。相手のペースに乗らないことが大切です。
☆公的機関が個人宅に電話して、いきなり生年月日や家族構成などを尋ねたり、
 年金の支給停止を告げるなどということはありません。