2019年5月28日火曜日

点検のはずが…強引なシロアリ駆除サービスの勧誘

「お宅から羽アリが飛んできているとクレームが出ているので点検に来た」と
業者が来訪してきた。しつこく何度もシロアリ駆除を勧められ、一人住まいで
怖いので帰ってもらうために契約した。作業前に代金を支払うよう言われて現
金で約50万円支払った。(70歳代 女性)
===================================
<ひとこと助言>
☆シロアリの点検と言って来訪した事業者に、高額な駆除契約をさせられたと
 いう相談が寄せられています。
☆無料で点検させてほしいと訪問してくる事業者には対応しないようにしま
 しょう。
☆契約を勧められてもその場ですぐに決めず、家族や近所の人など周囲の人に
 も相談しましょう。
☆家族や周囲の人も、高齢者の家に不審な訪問者が来ていないか、家の中に見
 慣れない封筒や契約書がないかなど、日ごろから気を配りましょう。
☆クーリング・オフができる場合もありますので、少しでも不安を感じたら、
 お近くの消費生活センター等へ早めにご相談ください(消費者ホットライン188)。

イラスト入りリーフレット(PDF形式)はこちらのURLからご覧いただけます。
http://www.kokusen.go.jp/mimamori/mj_mglist.html
※リーフレットの文面はメールマガジンと同じものです。
__________________________________
本情報は、都道府県等の消費者行政担当部署等からの情報をもとに編集・発行
しています。

●全国の消費生活センター等の相談窓口
http://www.kokusen.go.jp/map/index.html
**********************************************************************

2019年5月15日水曜日

水漏れ!広告では「見積もり無料」でも、作業費は請求!?

蛇口から水が漏れたので「見積もり・出張無料」と書かれたチラシの事業者に
見積もりを依頼した。来訪した事業者は「詳しい見積もりのため水道管の内部
を見る」と蛇口を取り外し、「内部の状態もよくない。給水設備全体の交換が
必要」と50万円の見積書を出した。「高額なのですぐには返事できない」と言
ったら、蛇口を取り外したまま帰った。後刻電話で工事を断ったところ、「断
るなら蛇口取り外し料金約2万円を支払って」と言われた。(70歳代 女性)
===================================
<ひとこと助言>
☆広告に「見積もり無料」とあったのに、実際は調査費や見積もりにかかった
 作業費等を請求されたという相談が寄せられています。
☆広告をうのみにせず、見積もりに来てもらう場合は見積もりにあたって料金
 は発生するのか、キャンセル料が発生するのか等を、あらかじめ確認するこ
 とが大切です。
☆事業者に契約をせかされても慌てず、料金や内容を確認し、納得できない場
 合はその場で契約しないようにしましょう。
☆急を要するトラブルに備え、安心して依頼できる事業者の情報を日ごろから
 集めておいたり、自宅の止水栓の位置と締め方を確認しておいたりすること
 もよいでしょう。
☆困ったときは、お近くの自治体の消費生活センター等にご相談ください(消
 費者ホットライン188)。

イラスト入りリーフレット(PDF形式)はこちらのURLからご覧いただけます。
http://www.kokusen.go.jp/mimamori/mj_mglist.html
※リーフレットの文面はメールマガジンと同じものです。
__________________________________
本情報は、国民生活センターの公表情報をもとに編集・発行しています。

<詳細>
水漏れ修理、解錠など「暮らしのレスキューサービス」でのトラブルにご注意
http://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20181220_1.html

●全国の消費生活センター等の相談窓口
http://www.kokusen.go.jp/map/index.html

2019年5月8日水曜日

いつの間にか切り替えに 電気の契約切り替えトラブル

知らない事業者から「今よりも電気料金が安くなる。電気料金の明細を教えて
ほしい」と電話があった。よく分からずに言われるまま検針票に書かれた番号
などの情報を伝えると、封書が届いた。数日後、「書類は届いているか」と電
話があり、そこで初めて封書は電気契約の切り替え手続きの書類であったこと、
1週間前の電話で契約の申込みをしたことになっていたことが分かった。(60
歳代 女性)
===================================
<ひとこと助言>
☆電力の小売全面自由化以降、電話勧誘による電力切り替えに関するトラブル
 の相談が寄せられています。
☆電力会社等から電話を受けた際は、事業者名や内容をよく確認し、必要なけ
 ればきっぱり断りましょう。
☆切り替えに必要な住所や供給地点特定番号等の情報は、現在契約している会
 社が発行する検針票に記載されています。検針票の記載情報を伝えたところ、
 勝手に別の会社への切り替え手続きをされていたというケースもあります。
 安易に検針票の記載情報は伝えないようにしましょう。
☆困ったときは、お早めにお近くの自治体の消費生活センター等(消費者
 ホットライン188)、もしくは経済産業省電力・ガス取引監視等委員会の相
 談窓口(03-3501-5725)にご相談ください。

イラスト入りリーフレット(PDF形式)はこちらのURLからご覧いただけます。
http://www.kokusen.go.jp/mimamori/mj_mglist.html
※リーフレットの文面はメールマガジンと同じものです。
__________________________________
本情報は、都道府県等の消費者行政担当部署等からの情報をもとに編集・発行
しています。

<参考>
電話勧誘での電気の契約切り替えについてトラブルが急増しています-切り替
える意思が無ければ、検針票に記載された情報は伝えないようにしましょう-
http://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20181220_4.html

●全国の消費生活センター等の相談窓口
http://www.kokusen.go.jp/map/index.html