2020年3月17日火曜日

安易な気持ちで行かないで 着物の強引な勧誘に注意

知人に「呉服店に行けば何かもらえる」と誘われ、出向いたところ、6人くらい
の店員に囲まれて反物を体に合わせられた。着物はほとんど着ないので断った
が、「セットで買うと20万円値引きする」と言われた。さらに断ると別室に案
内され、「お金が無い」と言っても、「ローンを組める」などとしつこく勧め
られた。3時間以上も勧誘され、仕方なく約60万円の着物セットを20回の分割払
いで購入してしまった。(70歳代 女性)
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<ひとこと助言>
☆親しい人からの誘いでも、行った先で強引な勧誘を受けることがあります。
 安易な気持ちで行くのは要注意です。
☆「お金が支払えない」と断ると、借金や分割クレジット払いを持ちかけられ、
 断る理由を封じられてしまうことがあります。望まない契約ならば、「いり
 ません」「やめます」とだけ伝え、きっぱりと断りましょう。
☆それでも契約してしまった場合やトラブルに遭ってしまったときは、早めに
 お住まいの自治体の消費生活センター等にご相談ください(消費者ホットラ
 イン188)。

イラスト入りリーフレット(PDF形式)はこちらのURLからご覧いただけます。
http://www.kokusen.go.jp/mimamori/mj_mglist.html
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本情報は、都道府県等の消費者行政担当部署等からの情報をもとに編集・発行
しています。

●全国の消費生活センター等の相談窓口
http://www.kokusen.go.jp/map/index.html

2020年3月12日木曜日

新型コロナウイルス 正確な情報をもとに冷静な対応を

<事例1>
突然自宅を訪問してきた業者から、「新型コロナウイルス流行拡大の影響で金
の相場が上がることは間違いない。すぐに金を買う権利を申し込んだほうがい
い」と勧誘された。(80歳代 男性)
<事例2>
業者から「新型コロナウイルスの感染を防ぐために、行政からの委託で消毒に
回っている」と電話があった。翌日も同じ業者から電話があり「新型コロナウ
イルス感染防止の資料を持参したい」と言われた。(80歳代 女性)
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<ひとこと助言>
☆新型コロナウイルスに便乗した消費者トラブルの相談が寄せられています。
☆行政から委託されたという業者などからの怪しい電話や訪問、心当たりのな
 い送信元からの怪しいメール・SMSなど、怪しい・おかしいと思うものには反
 応しないようにしましょう。
☆少しでもおかしいと感じた場合や、トラブルに遭った場合は、早めにお近くの
 自治体の消費生活センター等にご相談ください(消費者ホットライン188)。
☆今後、新たな手口が現れる可能性があります。国民生活センターでは新型コ
 ロナウイルスに関連した情報発信を行っています(「国民生活センター コ
 ロナ」等で検索)。根拠のないうわさなどに混乱せずに、正確な情報に基づ
 いて冷静に対応することが大切です。

イラスト入りリーフレット(PDF形式)はこちらのURLからご覧いただけます。
http://www.kokusen.go.jp/mimamori/mj_mglist.html
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本情報は、国民生活センターの公表資料をもとに編集・発行しています。

<詳細>
新型コロナウイルス感染症関連
http://www.kokusen.go.jp/soudan_now/data/coronavirus.html

●全国の消費生活センター等の相談窓口
http://www.kokusen.go.jp/map/index.html

2020年3月4日水曜日

住宅用火災警報器の寿命は10年が目安です

<事例1>
火災警報器から「火事です」との異常音が作動してびっくりした。引きひもを
引っ張ると音は止まった。タバコは吸わないし、煙も出ていなかった。(80歳
代 男性)
<事例2>
早朝、急に自宅の火災警報器が鳴り出した。火の気はなく大丈夫だったが、あ
まりに大きな音で困った。また鳴ったらどうすればよいか。(70歳代 女性)
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<ひとこと助言>
☆住宅用火災警報器(以下、警報器)は、火災をいち早く察知するためとても
 有用ですが、故障や電池切れ等により正常に作動していない場合もあります。
 いざというときに備え、警報器を定期的に点検することが大切です。
☆警報器の寿命は10年が目安とされています。本体に記載されている製造年等
 を確認し、寿命を経過したものは交換しましょう。
☆高所の警報器を点検・交換する際は、転倒・転落に十分注意しましょう。不
 安な場合は無理をせず、周囲の人などに依頼することも検討しましょう。
☆警報器の点検方法や、鳴ってしまったときの止め方等については、取扱説明
 書やメーカーのホームページ等で確認しておきましょう。

イラスト入りリーフレット(PDF形式)はこちらのURLからご覧いただけます。
http://www.kokusen.go.jp/mimamori/mj_mglist.html
※リーフレットの文面はメールマガジンと同じものです。
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本情報は、都道府県等の消費者行政担当部署等からの情報をもとに編集・発行
しています。

<参考>
住宅用火災警報器の点検をしましょう!-経年劣化や電池切れにより正しく作
動しないことも-
http://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20170907_2.html

●全国の消費生活センター等の相談窓口
http://www.kokusen.go.jp/map/index.html