2014年12月22日月曜日

年末年始 餅での窒息事故に気をつけて

見守り新鮮情報 第209号                平成26年12月22日

◇発行:独立行政法人国民生活センター◇
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         年末年始 餅での窒息事故に気をつけて
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<事例1>
雑煮を食べていたら、餅をのどに詰まらせ顔面が蒼白になった。意識を失って
倒れたため、家族で病院へ搬送した。(60歳代 男性)
<事例2>
夫が台所で餅を食べていた際、のどに詰まらせ窒息した。居間まで自力で出て
きたが、心肺停止したため救急要請した。病院で処置をしてもらったが死亡し
た。(70歳代 男性)
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<ひとこと助言>
☆高齢者の餅による窒息事故が多く起きています。高齢になると、そしゃく力
 や飲み込む力が低下し、食べたものがスムーズに飲み込みにくくなるため、
 一層の注意が必要です。
☆餅を食べる際は、小さく切って、食べやすい大きさにしましょう。
☆急いで飲み込まずに、ゆっくりとよくかんで、だ液とよく混ぜ合わせて食べ
 ることが大切です。
☆家族や周囲の方も、食事の様子から目を離さないようにしましょう。

イラスト入りリーフレット(PDF形式)は国民生活センターホームページ
http://www.kokusen.go.jp/mimamori/mj_mailmag/mj-shinsen209.html
※リーフレットの文面はメールマガジンと同じものです。
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本情報は、医療機関ネットワーク事業へ寄せられた参画医療機関からの事故情
報をもとに編集・発行しています。

<参考>
「高齢者の餅による窒息事故に気を付けて!-年末年始は餅による窒息事故が
増えます。注意して餅を食べましょう-」[PDF形式](消費者庁)
http://www.caa.go.jp/safety/pdf/131218kouhyou_1.pdf

●全国の消費生活センター等の相談窓口
http://www.kokusen.go.jp/map/index.html
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問い合わせ:mimamoru-kun@kokusen.go.jp
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2014年12月15日月曜日

廃品回収を依頼したら高額な請求をされた

見守り新鮮情報 第208号                平成26年12月12日

◇発行:独立行政法人国民生活センター◇

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        廃品回収を依頼したら高額な請求をされた
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高齢の母が、巡回していた廃品回収業者にテレビとオルガンの回収を依頼した。
業者はそれ以外にも小型冷蔵庫やソファ、消火器などを勝手に持ち出し「回収
費用として5万円」と請求してきた。母はそんな金額になると思っていなかった
ので「1万円しかない」と言うと「内金として1万円を払い、残りは振り込んで」
と言われた。近日中に振り込むことになっているが、高額な請求に納得がいか
ない。(契約当事者:80歳代 女性)
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<ひとこと助言>
☆一般廃棄物の収集・運搬は、市区町村に許可を受けた事業者しか行えません。
 安易に廃品回収業者に処分を依頼することは、トラブルのもとになりやすい
 ので注意が必要です。
☆粗大ごみや不用品の処分は、お住まいの市区町村のルールに従って行いまし
 ょう。粗大ごみに出せない家電製品やパソコンなどの処分方法について分か
 らない場合は、市区町村に確認しましょう。
☆廃品回収業者とトラブルになるなど、困ったときは、早めにお近くの自治
 体の消費生活センター等にご相談ください。

イラスト入りリーフレット(PDF形式)は国民生活センターホームページ
http://www.kokusen.go.jp/mimamori/mj_mailmag/mj-shinsen208.html
※リーフレットの文面はメールマガジンと同じものです。
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本情報は、都道府県等の消費者行政担当部署等からの情報をもとに編集・発行
しています。

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2014年12月8日月曜日

「見守り新鮮情報」読者アンケートご協力のお願い

見守り新鮮情報【2014年度読者アンケート】       平成26年12月8日

◇発行:独立行政法人国民生活センター◇

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     「見守り新鮮情報」読者アンケートご協力のお願い
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 「見守り新鮮情報」を日頃からご愛読いただき、誠にありがとうございます。
 このたび、読者の皆様を対象に、下記ページにて、簡単なアンケートを実施
いたします。ご協力のほど、よろしくお願いいたします。

 アンケートの締め切りは12月19日17時です(締め切り以降はURLが無効になります)。

 いただいた回答は、「見守り新鮮情報」やホームページ「見守り情報」の運営
に生かしてまいります(本アンケートは、読者の皆様のご意見を伺い、業務の
参考にするために行うものです。この目的以外には利用しません)。

●「見守り新鮮情報」読者アンケート(トライコーン(株)のサイトへ移動します)
https://krs.bz/kokusen/m/2014enquete

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2014年12月3日水曜日

原野商法の二次被害が増え続けています

見守り新鮮情報 第207号                平成26年12月3日

◇発行:独立行政法人国民生活センター◇

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         原野商法の二次被害が増え続けています
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夫が40年くらい前に購入した山林を「買い取る」という電話が業者からあった。
来訪した業者に、「山林の売却のためには、別の山林を購入するように」と言
われた。その土地は「将来太陽光発電の会社が買い取るはず」ということだっ
たので契約した。
その後、もともと所有していた山林をその業者に買い取ってもらったが、その
際にまた新たな山林を購入する契約をし、売却額と購入額の差額を支払った。
(70歳代 女性)
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<ひとこと助言>
☆過去に原野商法の被害に遭った人に、その土地が高く売れるなどと勧誘し、
 測量の費用を請求したり、新たな土地の購入を持ち掛けたりする「二次被害」
 の相談が増え続けています。
☆「土地を買いたい人がいる」「土地を売却できる」などという業者のセール
 ストークをうのみにしないようにしましょう。
☆契約を検討する場合は、その土地が所在する自治体等に土地の状況を問い合
 わせるなどして情報を収集し、少しでも不審な点があれば契約してはいけま
 せん。
☆日頃から家族や身近な人による見守りも大切です。困ったときは、お近く
 の消費生活センター等にご相談ください。

イラスト入りリーフレット(PDF形式)は国民生活センターホームページ
http://www.kokusen.go.jp/mimamori/mj_mailmag/mj-shinsen207.html
※リーフレットの文面はメールマガジンと同じものです。
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本情報は、国民生活センターの公表情報をもとに編集・発行しています。

詳細は、「止まらない!!増え続ける原野商法の二次被害トラブル」
http://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20141107_1.html

●全国の消費生活センター等の相談窓口
http://www.kokusen.go.jp/map/index.html
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問い合わせ:mimamoru-kun@kokusen.go.jp
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2014年12月1日月曜日

古い灯油を使ったら石油ストーブが故障?

見守り新鮮情報 第206号                平成26年11月28日

◇発行:独立行政法人国民生活センター◇

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         古い灯油を使ったら石油ストーブが故障?
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石油ストーブを購入して2日後、消火しようとした際に、操作つまみが上がら
ず、緊急消火ボタンも作動しなかったために、新品と交換してもらった。3カ月
後にも同じように消火できなくなり、販売店を呼び消火してもらった。販売店
からは昨シーズンの灯油を使ったことが原因ではないかと言われた。(70歳代
女性)
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<ひとこと助言>
☆灯油は、保管方法を誤ると日光や熱による変質、水や異種の油などの混入に
 より「不良灯油」になることがあります。
☆不良灯油を石油暖房機器に使用すると、少量でも異常燃焼や機器の故障につ
 ながり危険です。
☆保管するときは、灯油専用容器に入れ、日光や雨の当たらない場所に置きま
 しょう。
☆シーズン中に使い切れなかった場合や、長期保管し変質の可能性がある灯油
 は決して使用せず、購入した石油販売店に相談するなどして安全に廃棄しま
 しょう。

イラスト入りリーフレット(PDF形式)は国民生活センターホームページ
http://www.kokusen.go.jp/mimamori/mj_mailmag/mj-shinsen206.html
※リーフレットの文面はメールマガジンと同じものです。
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本情報は、国民生活センターの公表情報をもとに編集・発行しています。

詳細は、「不良灯油による石油暖房機器の故障や異常に注意」
http://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20131121_1.html

●全国の消費生活センター等の相談窓口
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