2019年10月24日木曜日

消費生活センター 一人で悩まず、気軽に相談を

消費者トラブルの解決のためには、できるだけ早く消費生活センターに相談す
ることが大切です。消費生活センターがどのようなところかご紹介します。

Q1 どのような内容を相談できますか?

「商品やサービスの契約で事業者とトラブルになった」「製品を使ってけがを
した」などの、消費生活に関する消費者と事業者間のトラブルについて相談で
きます。消費生活相談員が、事業者との自主交渉の方法や具体的な解決策など
について助言します。ケースによっては交渉の手伝い(あっせん)をすること
もあります。

Q2 事前に準備しておくとよいものはありますか?

契約書等の関係書類やトラブルに至った状況についてのメモ、トラブルが起き
た物の写真などを用意しておくとよいでしょう。

Q3 どこに電話をすればよいですか?

局番なしの「188」におかけください。お近くの消費生活センター等につなが
ります。

Q4 料金はかかりますか?また、秘密は守られますか?

相談は無料ですが、通話料金がかかります。消費生活相談員には守秘義務があ
りますので安心してご相談ください。

*寄せられた相談情報は、個人を特定できる情報を除いてデータ化され、統計
処理を行ったうえで消費者への注意喚起や法改正の基礎資料に使われるなど、
消費者被害の未然防止・拡大防止に大きな役割を果たしています。

イラスト入りリーフレット(PDF形式)はこちらのURLからご覧いただけます。
http://www.kokusen.go.jp/mimamori/mj_mglist.html

●全国の消費生活センター等の相談窓口
http://www.kokusen.go.jp/map/index.html

2019年10月8日火曜日

フリマサービス トラブルは個人間で解決?

<事例1>
初めてフリマアプリを利用し、新品と記載されていた時計を約2千5百円で購入
した。届いた時計はネジが回らないし、すぐに遅れる。売り手に抗議のメール
を送ったが、回答がない。(60歳代 男性)
<事例2>
フリマサイトにブランドのバッグを出品した。買い手に商品を送付し代金を受
け取ったが、「バッグは偽物だったので返金するように」と連絡があった。バッグ
は数年前に正規店で購入した本物だ。フリマサイトに相談したが、自分たちで
解決するようにと言われてしまった。(60歳代 女性)
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<ひとこと助言>
☆生前整理や終活の意識もあり、フリマサービスの利用が高齢者にも広がって
 います。
☆フリマサービスでの取引は、基本的に売主と買主との個人間の取引です。利
 用規約では、トラブルは当事者間で解決するように求められていることをよ
 く理解しましょう。
☆利用する際は、利用規約をよく読み、サービスの仕組みや禁止行為等につい
 ても理解しておくことが大切です。
☆当事者間で話し合っても、運営事業者に相談しても、交渉が進まない場合は、
 問題点の整理等を行うため、お近くの自治体の消費生活センター等に相談
 しましょう(消費者ホットライン188)。

イラスト入りリーフレット(PDF形式)はこちらのURLからご覧いただけます。
http://www.kokusen.go.jp/mimamori/mj_mglist.html
※リーフレットの文面はメールマガジンと同じものです。
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本情報は、都道府県等の消費者行政担当部署等からの情報をもとに編集・発行
しています。

<参考>
相談急増!フリマサービスでのトラブルにご注意-個人同士の取引であること
を十分理解しましょう-
http://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20180222_1.html

●全国の消費生活センター等の相談窓口
http://www.kokusen.go.jp/map/index.html

2019年10月5日土曜日

入院することも! 脚立・はしごからの転落に注意

<事例1>
洗面所の電球を交換しようと脚立に上った際に転落した。右足を骨折し、手術
をすることになった。(70歳代 男性)
<事例2>
庭の柿を採ろうとして、はしごに上がったところバランスを崩し、5段目あたり
から転落した。その後も痛みが続くので、近くの医院を受診すると、骨盤や大
たい骨を骨折しており、大きな病院で入院することになった。(80歳代 女性)
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<ひとこと助言>
☆脚立やはしごから転落や転倒して骨折してしまうと、それをきっかけに寝た
 きりになることもあります。また頭部等に重篤なけがを負い、後遺症が生じ
 ることもあるので注意が必要です。
☆まだ大丈夫とは思わず、高所での作業は事業者等に依頼することも検討しま
 しょう。加齢に伴い、誰でも身体・認知の機能が衰えてきます。無理をしな
 いことが大切です。
☆作業は一人きりでは行わず、用具も安定性の高いものを選び、使い方につい
 て今一度確認しましょう。

イラスト入りリーフレット(PDF形式)はこちらのURLからご覧いただけます。
http://www.kokusen.go.jp/mimamori/mj_mglist.html
※リーフレットの文面はメールマガジンと同じものです。
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本情報は、国民生活センターの公表情報をもとに編集・発行しています。

<詳細>
思わぬ大けがに!高齢者の脚立・はしごからの転落-医療機関ネットワークか
らみる危害の実態-
http://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20190328_2.html


●全国の消費生活センター等の相談窓口
http://www.kokusen.go.jp/map/index.html