独立行政法人製品評価技術基盤機構から製品安全情報マガジン(PSマガジン)が発行されました。
http://www.nite.go.jp/jiko/psm/psm_vol160_1227.html
抜粋を掲載いたします。
◇今回は、ご注意していただきたいゆたんぽによる事故事例をご紹介し ます。 (事例1) ゆたんぽを使用していたら、足に低温やけどを負いました。 ---------------------------------------------------------------- → 使用者が長時間ゆたんぽを皮膚に接触させて使用したことで、低温 やけどを負ったものと推定されます。なお、本体のキャップには「低 温やけどに注意」と印字されており、また、取扱説明書には、「湯た んぽを直接身体に触れないような位置に置いてご使用ください(直接 触れると低温やけどの原因となります)」、「就寝時は布団の外に出 すか、身体から離して置いてください」と記載がありました。 (事例2) 電子レンジ加熱式ゆたんぽを電子レンジで自動加熱(オート加 熱)したところ、取り出した際に破裂して内容物が飛散し右手に やけどを負いました。 ---------------------------------------------------------------- → 取扱説明書に示された加熱方法では異常が見られないことから、規 定時間を超えて加熱したことにより、ゆたんぽ内の内容物が過剰に加 熱され、内部圧力が高くなるとともに、ゆたんぽに亀裂が発生し、取 り出した際に破裂・飛散したものと推定されます。 ◇事例1のように、ゆたんぽを長時間皮膚に接触させると低温やけどを 起こすことがありますので、ゆたんぽは、就寝前に布団の中に入れ て、温まったら布団からとり出してください。事例2のように、電子 レンジ加熱式ゆたんぽは、決められた加熱方法(加熱のワット数・時 間)を必ず守ってください。 NITEでは、低温やけどや電子レンジ加熱式湯たんぽの事故について、 注意喚起を行っております。また、消費者庁においても湯たんぽのや けどについて注意喚起を行っております。 NITE「低温やけど」の事故防止について(注意喚起) http://www.nite.go.jp/jiko/press/prs091126.html NITE 電子レンジ加熱式湯たんぽによる加熱時の火傷事故の再発防止 について(注意喚起) http://www.nite.go.jp/jiko/news/079/news79.html 消費者庁 冬の身近な危険について その1 湯たんぽによるやけどに ご注意を! http://www.caa.go.jp/safety/pdf/111130kouhyou_2.pdf