PSマガジン(製品安全情報マガジン)
NITE(ナイト)[独立行政法人製品評価技術基盤機構]
製品安全センター
(事例1)【ガスこんろ】(千葉県、80~84歳・女性、死亡)
ガスこんろ及び周辺が焼損し、1人が死亡する火災が発生した。
→ ガスこんろで調理中に使用者の衣服に火が燃え移り、火災が発生
したものと推定されます。
(事例2)【石油ストーブ】(愛知県、70歳代・男性、軽傷)
当該製品及び周辺を焼損する火災が発生し、2人が負傷した。
→ 使用者が、給油時に当該製品を消火しなかったことと、カートリッ
ジタンクの蓋のロック確認を怠ったため、カートリッジタンクを
本体に戻したときに蓋が開き、灯油が当該製品にかかり火災に至っ
たものと推定されます。
(事例3)【電気ストーブ】(石川県、85~89歳・男性、
電気ストーブ及び周辺を焼損する火災が発生し、1人が死亡した。
→ 電気ストーブを使用中に可燃物(毛布、衣類等)が接触し、火災
に至ったものと推定されます。
(事例4)【除雪機】(山形県、75~79歳・男性、死亡)
自宅倉庫内で、男性が除雪機に右足の太ももを巻き込まれて死亡
した。
→ 安全装置が装着されておらず、点検時にエンジンを停止していな
かったため、足を滑らせた際に回転しているオーガに巻き込まれ
たものと推定されます。
◇事例1のように、
は近づき過ぎないでください。バーナーの上に手を伸ばすときは、
ず火を消すなど、
また、毛足の長いもの、
着火しやすく、着火に気づきにくい衣類ですので、
火が見えていなくてもバーナーの上は高温であり着火しやすくなっ
います。
◇石油ストーブではカートリッジタンクのふたを締めた後、
にして火の気のないところで油漏れのないことを必ず確認してくだ
い。
◇ストーブは布団やカーテン、
ください。高温部に接触して火災となることがあります。
http://www.nite.go.jp/jiko/psm/index.html