独立行政法人製品評価技術基盤機構(NITE・ナイト)
製品安全情報マガジン(PSマガジン)
2011.10.11 Vol.155
が発行されました。
以下原文です。
◆◆◇ ガスふろがまによる事故 ◇◆◆
◇今回は、ご注意していただきたいガスふろがまによる事故事例をご紹介
します。
(事例1)ガスふろがまに点火したところ、焦げ臭いにおいがして、
浴室から煙が出ました。
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→ 浴槽とガスふろがまが一体型の製品で、浴室に設置されていました。
排水が詰まって水がたまっていたため、バーナーが水に浸かって異常
燃焼して、内部のコードなどに燃え移ったものと推定されます。
(事例2)ガスふろがまの点火操作を繰り返したところ、異常着火し、
ケーシングの一部が変形しました。
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→ ふろがまに点火しなかった際に点火操作を繰り返したため、機器
内部にガスが滞留し、たまったガスに異常着火したものと推定され
ます。
◇事例1のように、バーナーが水に浸かり異常燃焼することがありま
すので、ガスふろがまを冠水させないでください。事例2のように、
点火操作を繰り返しため機器内にガスが滞留して異常着火する場合
がありますので、火が付かないときは、しばらく間をおいてから再
度、点火操作をしてください。
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その他詳細情報は以下のHPにて確認してください。
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