今回は、ご注意していただきたい延長コードによる事故事例をご紹介 します。 (事例1) 電子レンジを使用中に異臭がし、レンジを接続していた延長 コードが焦げました。 → 延長コードは、差し込み口ごとにスイッチが付いているタイプで、 スイッチのすき間に液体が浸入したために接触不良が起こり、異常 発熱して焦げたものと推定されます。
(事例2) 延長コードを接続していた壁のコンセント付近から出火し、 壁面が焦げました。 → 延長コードに定格電流を超える複数の電気製品を接続していたた め、延長コードの差し込みプラグが異常発熱し、断線・スパークが 生じて発火したものと推定されます。 事例1のように、水など液体がコンセント内部に入ると、異常発熱し て発火することがありますので、コンセントに水がかからないよう にしてください。事例2のように、定格電流を超える電気製品を接続 すると延長コードが異常発熱して発火することがありますので、定 格電流を超えないようにしてください。 ----------------------------------------------------------------
製品安全情報マガジン(PSマガジン)2012. 3.13 Vol.164より
http://www.nite.go.jp/jiko/psm/psm_vol164_0313.html