2012年4月26日木曜日

電子レンジとその組み合わせで使用される製品による事故

    今回は、ご注意していただきたい電子レンジとその組み合わせで使用
    される製品による事故事例をご紹介します。

   (事例1) 電気オーブンレンジで食品を加熱したところ、庫内から発火
       した。

   → 誤って食品を長時間加熱したため、食品が過加熱されて発火したもの
     と推定されます。


   (事例2) 電子レンジで加熱したふろ湯保温器を浴室に運んでいた際、突
       然破裂して内容物が飛び散り、顔と右腕にやけどを負いました。


   → 使用のたび、規定時間を超える加熱を行っていたため、本体樹脂貼り
     合わせ部分の強度が低下し、内圧の上昇に耐えられなくなって破損す
     るとともに、溶融した内容物が噴出したものと推定されます。


    事例1のように、食品は過熱されると炭化して発火することがあります。
    過熱しないよう注意してください。

    事例2のように、食品以外の製品を使用する際は、決められた出力、加
    熱時間を守ってください。

    なお、NITEでは、4月19日に電子レンジとその組み合わせで使用
    される製品の注意喚起を行いました。詳しくは、下記のHPをご覧ください。

    平成24年4月19日
   「電子レンジ及び電子レンジとの組み合わせで使用される製品の事故の防
    止について(注意喚起)」

    http://www.nite.go.jp/jiko/press/prs120419.html






製品安全情報マガジン(PSマガジン)2012. 4.24 Vol.167 から抜粋


http://www.nite.go.jp/jiko/psm/psm_vol167_0424.html