2012年11月15日木曜日

ガス炊飯器による事故


2012.11.13 Vol.180
PSマガジン(製品安全情報マガジン)

  ◇今回は、注意していただきたいガス炊飯器による事故事例をご紹介し
   ます。  
      
  (事例1)【バーナー部への異物の入り込み】

     使用中のガス炊飯器から火が出て、指に火傷を負った。

   → 異物が炊飯器内のバーナー部に入り込んだ状態で炊飯器を点火し
     たため、異物に着火したものと推定されます。 
     
  (事例2)【点火操作の繰り返しによるガスの充満】

     家庭科の実習中、ガス炊飯器の点火操作を繰り返したところ、着
     火時にまつ毛が焦げた。

   → 機器にガス漏れ及び着火動作等の異常がないことから、使用者が
     当該器の点火操作を繰り返したことから、器具内にガスが充満し、
     爆発的な着火を起こし、瞬間的に点火確認窓から溢れ出した炎で
     負傷したものと推定されます。 
     
    (事例3)【接続器具の装着不良によるガス漏れ】

     炊飯中のガス炊飯器から炎が上がり、床が焦げた。

   → 当該機器は小口径両端迅速継手強化ガスホースで接続するよう指
     定されているが、事故品はゴムホースで繋がれ、ゴムホースの繋
     ぎ部からガスの漏えいが見られたことから、被害者が誤ってゴム
     ホースで接続したため接続部からガスが漏洩し、炊飯器の火が引
     火したものと推定されます。
         
  ◇事例1のように、バーナー部にしゃもじやふきん、米粒などの異物が
   あると着火して、最悪の場合には火災に至ることもあります。炊飯前
   にバーナー部に異物がないか、また、内釜の底に異物(しゃもじやふ
   きんなど)が張り付いていないか確認しましょう。また、バーナー部
   は取扱説明書を読んで、適宜お手入れをしてください。
   
  ◇事例2のように、点火操作を繰り返すと器具内にガスが充満すること
   があり危険です。取扱説明書に従ってガスを抜いてから、再度点火操
   作をするようにしてください。また、点火操作をしてるときには、炎
   があふれ出すことがありますので、点火確認窓をのぞきこまないよう
   にし、点火操作が終わり、スイッチから手を離した後に点火を確認す
   るようにしてください。

  ◇事例3のように、接続器具の装着不良によってガス漏れをすることが
   あります。取扱説明書を読み、正しい接続器具を、正しくしっかりと
   装着してください。