2013年3月22日金曜日

けがに注意!スライサーも刃物です!

見守り新鮮情報 第159号                平成25年3月22日

◇発行:独立行政法人国民生活センター◇

<事例1>
刃がセラミック製のスライサーを購入した。たまねぎを切る際、大きいので大
丈夫だろうと思い、安全ホルダーを使わずに使用したところ、右の親指の先を
切ってしまった。調理は今までほとんどしたことがなく、スライサーは包丁よ
り簡単に使えるものだと思っていた。(60歳代 男性)
<事例2>
テレビショッピングで購入したスライサーの刃の調整の仕方を調べているとき
に、刃に指が触れ左手の中指と薬指が切れた。その後、安全ホルダーを使って
ごぼうをスライスしたが、ごぼうが刃につかえて動かなくなってしまい、それ
を取り除こうとして右手の親指の先を爪ごと切ってしまった。(60歳代 女性)


<ひとこと助言>
☆野菜をスライスするために使用される「スライサー」でけがをする事故が起
 きています。
☆事例の他にも、スライサーを洗っているときや、収納場所から取り出すとき
 などにけがをするケースもあります。
☆スライサーによる事故は、皮膚の表面が削がれるような傷を負うことが多く、
 重症になりやすい傾向があります。包丁のように刃がむき出しになっていな
 いため安全なイメージもありますが、刃物であることを認識し十分注意して
 使いましょう。
☆スライサーを使用する際には、説明書に従い正しい使い方で使用することが
 大切です。特に食材が残り少なくなったときは、必ず安全ホルダーを使用し
 ましょう。

http://www.kokusen.go.jp/mimamori/mj_mailmag/mj-shinsen159.html