一般用自転車で走行中、サドルが外れたために転倒し、打撲を負
った。
→ サドルを固定するボルトの締め付け方が弱かったため、がたつき
が生じてボルトに過大な衝撃荷重が加わり、ボルトが疲労破壊し、
サドルが外れたものと推定されます。
(事例2)【バランスを崩して転倒】
上り坂の途中で電動アシスト自転車で発進する際、後ろへ下がっ
たために転倒し、打撲などの軽傷を負った。
→ 事故は購入直後の練習中に発生しており、かつ事故現場が急な坂
であったため、自転車が後退してしまった際に、使用者がブレー
キやハンドル操作、足を地面に付く等の対応が遅れて事故に至っ
たものと推定されます。
(事例3)【車輪に泥よけや傘や買い物袋等の異物を巻き込んだ】
一般用自転車で走行中、突然前輪がロックされたために投げ出さ
れ、頭部を強打した。
→ 左前ホークが外側及び後方に変形しており、左の前輪泥よけステ
ーにも変形が見られること、また、スポークに変形や異物の付着
が認められることから、走行中にホークやステーとスポークの間
に左側から異物を噛みこんで急制動がかかり、転倒したものと推
定されます。
◇自転車を使用する場合には乗る前に車体、タイヤ、ハンドル、
キなど各部位の点検を行い、
ら、販売店等による点検を受けてください。
◇事例2のように、購入直後の練習は急な坂などを避け、
まで安全な場所で行ってください。
◇事例3のように、ハンドルに買い物袋などを下げたり、
をつり下げて乗らないでください。
傷を負うなど危険です。
◆
ています。
⇒「自転車の製品事故防止のために」
http://www.nite.go.jp/jiko/
⇒「自転車による製品事故を防ごう!!
http://www.meti.go.jp/product_
http://www.nite.go.jp/jiko/psm/psm_vol192_130514.html