2013.7.23 VOL.197PSマガジン(製品安全情報マガジン)NITE(ナイト)[独立行政法人製品評価技術基盤機構]製品安全センター (事例1)【手持ち花火が破裂して、やけどを負った。】 花火に点火したところ、異音とともに破裂し、持っていた小学生 (7歳)が右目周辺にやけどを負った。 → 破裂を伴うような何らかの異常燃焼により想定外の方向に火が飛 び散り、事故に至ったものと推定されます。 (事例2)【打ち上げ花火が倒れる等、火が横に飛び、やけどを負った。】 町内子供会で花火をしていたところ、花火に点火した際、花火が 水平方向に飛び、約5m離れていた女性に当たり、右手にやけど を負った。 → 花火が打ち上げ時に倒れて水平方向に飛んだと推定されます。 ◇事例1のように、手で持つタイプの花火では、身体から離して遊びま しょう。ただし、筒状の手持ち花火は後方に火を噴くおそれがあるの で、筒の底は持たず、中ほどを軽く握ってください。また、人に向け て遊ばないでください。 ◇事例2のように、地面に置くタイプの花火では、倒れないようにまっ すぐにしっかり立て、点火後素早く離れてください。倒れると、周囲 の人に向かって花火が飛び出すおそれがあります。また、点火後は火 が消えても、のぞかないでください。
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見守り新鮮情報 第169号 平成25年7月19日発行:独立行政法人国民生活センター突然知らない業者から「ご注文頂いた健康食品を送ります」と電話があったので、「健康食品を利用する習慣はない。頼んでいないので送らないでください」と言って電話を切った。後日差出人のない封書が届き、「健康食品の注文の確認をしたが、頼んでいないなどと発送前日にキャンセルされ損害金が発生した。期間内に3千円支払わなければ法的手段に訴える」と書いてあった。注文していないのに損害賠償請求される覚えはない。どうしたらよいか。(70歳代 女性)<ひとこと助言>「注文を受けた健康食品を送る」などと電話があり、申し込んでいないと断 ったら、後日損害賠償請求書が郵送されてきたという相談が寄せられていま す。事前の連絡もなく、突然損害賠償請求書が送付されてきたケースや、覚えの ない健康食品が送られてきたため受け取り拒否をしたところ、後日損害賠償 請求書が送付されてきたケースなどもあります。書類に「法的手段を取る」などと不安をあおるような脅し文句が書いてあっ ても、利用した覚えのない請求は支払わないで無視しましょう。決して相手 に連絡してはいけません。
http://www.kokusen.go.jp/mimamori/mj_mailmag/mj-shinsen169.html
見守り新鮮情報 第168号 平成25年7月11日◇発行:独立行政法人国民生活センター◇<事例1>エスカレーターに乗ろうとして踏み外し、後ろ向きに転倒して後頭部を打撲、3針縫った。(80歳代 女性)<事例2>エスカレーターに乗った際、両手に荷物を持っていたため、バランスを崩して頭部を打撲した。(80歳代 女性)<事例3>歩行に杖を使う必要がある。駅構内のエスカレーターで、後方から上がってきた人に杖に接触されてバランスを崩したため、転倒し救急搬送された。(50歳代 男性)<ひとこと助言>☆エスカレーター利用中に、転倒などによりけがをしたという報告が寄せられ ています。☆高齢者は加齢に伴い平衡感覚等が衰え、バランスを崩しやすくなっています。 エスカレーターに乗っているときは手すりにしっかりつかまりましょう。乗 り降りの際は速度が急に変わるため、特に注意が必要です。☆両手に荷物を持ったり歩行補助車を押したりしている場合は、エレベーター を利用するとよいでしょう。☆エスカレーターの安全基準は、ステップ上に立ち止まって利用することを前 提にしています。一般の利用者は、高齢者や障がい者なども利用しているこ とを認識し、エスカレーターでの歩行を避けるなどの配慮をすることが大切 です。
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2013.7.9 VOL.196PSマガジン(製品安全情報マガジン)独立行政法人製品評価技術基盤機構(NITE・ナイト)製品安全センター
(事例1)【犬等が電源コード等をかじったり、つめでひっかいたことに より配線がショート、発火した】 木造2階建て倉庫兼住宅から出火し、倉庫部分約6.6平方メー トルを半焼した。電気カーペットを使用していた倉庫内の犬小屋 付近から炎が上がった。 → 倉庫内の犬小屋の中に敷いてあった電気カーペットを犬がつめで ひっかいたことにより、内部の配線がショートし、火災に至った ものと推定されます。 (事例2)【犬や猫の尿等で電子基板がショートしたり、コンセント等で トラッキング現象が発生し、発火した】 プリンターの電源ケーブル差し込み口付近から発火し、周辺の壁 が焦げた。 → プリンターの内部に液体(猫の尿)が浸入したため、基板がショ ートし、発火に至ったものと推定されます。 (事例3)【犬がバッテリーをかんだため、ショート、発熱・破裂した】 携帯電話を充電中、携帯電話及び周辺を焼損する火災が発生した。 → 携帯電話を犬がかんだことにより、電池パック内部の電極がショ ートし、異常発熱が生じて破裂し、火災に至ったものと推定され ます。 ◇事例1のように、犬や猫のペットは、電源コード等をかじったり、ひっ かいたりして、断線やショートさせることがあります。室内でペット を飼う際には、電源コードにカバーをかけるようにしましょう。 ◇事例2のように、ペットの尿による電気製品の発火事故が発生してい ます。ペットが好む排尿場所等に電気製品や電気コードを置かないよ うにしましょう。 ◇事例3のように、ペットは、小さなものを口に入れ、かじってしまう ことがあります。携帯電話や携帯電話用バッテリー等は放置しないよ うにしましょう。電池は外力が加えられると、ショートし、破裂・発 火するおそれがあります。
http://www.nite.go.jp/jiko/psm/psm_vol196_130709.html