PSマガジン(製品安全情報マガジン)
独立行政法人製品評価技術基盤機構(NITE・ナイト)
製品安全センター
(事例1)【犬等が電源コード等をかじったり、
より配線がショート、発火した】
木造2階建て倉庫兼住宅から出火し、倉庫部分約6.6平方メー
トルを半焼した。電気カーペットを使用していた倉庫内の犬小屋
付近から炎が上がった。
→ 倉庫内の犬小屋の中に敷いてあった電気カーペットを犬がつめで
ひっかいたことにより、内部の配線がショートし、火災に至った
ものと推定されます。
(事例2)【犬や猫の尿等で電子基板がショートしたり、
トラッキング現象が発生し、発火した】
プリンターの電源ケーブル差し込み口付近から発火し、周辺の壁
が焦げた。
→ プリンターの内部に液体(猫の尿)が浸入したため、基板がショ
ートし、発火に至ったものと推定されます。
(事例3)【犬がバッテリーをかんだため、ショート、発熱・
携帯電話を充電中、携帯電話及び周辺を焼損する火災が発生した。
→ 携帯電話を犬がかんだことにより、電池パック内部の電極がショ
ートし、異常発熱が生じて破裂し、火災に至ったものと推定され
ます。
◇事例1のように、犬や猫のペットは、
かいたりして、断線やショートさせることがあります。
を飼う際には、電源コードにカバーをかけるようにしましょう。
◇事例2のように、
ます。
うにしましょう。
◇事例3のように、ペットは、小さなものを口に入れ、
ことがあります。
うにしましょう。電池は外力が加えられると、ショートし、破裂・
火するおそれがあります。
http://www.nite.go.jp/jiko/psm/psm_vol196_130709.html