2014年6月27日金曜日

 家の中の転倒事故に注意しましょう

見守り新鮮情報 第192号                平成26年6月20日

◇発行:独立行政法人国民生活センター◇

<事例1>
起床後にスリッパを履いて廊下を歩いていたら、スリッパが脱げてしりもちを
つくように転倒し、右足の付け根を骨折した。(80歳代 女性)
<事例2>
玄関の段差につまずき転倒。右足の付け根を骨折した。(60歳代 女性)
<事例3>
入浴しようとして足を滑らせ、浴槽の縁で右胸を強く打った。(70歳代 男性)

<ひとこと助言>
☆高齢者の転倒事故の多くは、家の中で起きています。玄関、廊下などの段差
 をなくしたり、手すりや足元灯を設置するなど、転倒を防ぐ工夫をしましょ
 う。
☆ちょっとした物につまずくことも多いため、整理整頓をし、床に物を置かな
 いことも大切です。スリッパや靴下も滑る原因となることがあります。
☆浴室など滑りやすい場所、寝起きや夜中のトイレの際は特に注意が必要です。
☆高齢者はけがをすると重症になりやすい傾向があります。日常生活でこまめ
 に体を動かし、散歩など無理なくできる運動を心がけ、体力やバランス力の
 維持に努めましょう。

イラスト入りリーフレット(PDF形式)は国民生活センターホームページ
http://www.kokusen.go.jp/mimamori/mj_mailmag/mj-shinsen192.html
※リーフレットの文面はメールマガジンと同じものです。