見守り新鮮情報 第197号 平成26年8月13日
◇発行:独立行政法人国民生活センター◇
飲み物と間違えて洗剤などを飲んでしまった
<事例1>
認知症の母が、飲み物と思って買ってきた食器用洗剤を冷蔵庫で保管し、飲ん
でしまった。(当事者:70歳代 女性)
<事例2>
茶渋を取ろうとマグカップに漂白剤を1センチほど入れて、そのまま外出した。
帰宅後、そのことをすっかり忘れて、そのマグカップに牛乳を入れて飲んでし
まった。(60歳代 女性)
<事例3>
田畑の作業中にのどが渇き、ペットボトルに入れていたガソリン入りの混合油
に誤って口を付けてしまった。(70歳代 男性)
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<ひとこと助言>
☆高齢者が洗剤など食品以外のものを誤飲するケースが見られます。多くは飲
料と間違えてしまうことが原因です。
☆洗剤や殺虫剤、ガソリン等をペットボトルやコップなどに移し変えるのは間
違いのもとです。絶対にしてはいけません。
☆家族や周囲の方も製品の使用や保管に十分注意を払いましょう。
イラスト入りリーフレット(PDF形式)は国民生活センターホームページ
http://www.kokusen.go.jp/mimamori/mj_mailmag/mj-shinsen197.html
※リーフレットの文面はメールマガジンと同じものです。
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本情報は、医療機関ネットワーク事業へ寄せられた参画医療機関からの事故情
報をもとに編集・発行しています。
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