見守り新鮮情報 第207号 平成26年12月3日 ◇発行:独立行政法人国民生活センター◇ __________________________ 原野商法の二次被害が増え続けています __________________________ 夫が40年くらい前に購入した山林を「買い取る」という電話が業者からあった。 来訪した業者に、「山林の売却のためには、別の山林を購入するように」と言 われた。その土地は「将来太陽光発電の会社が買い取るはず」ということだっ たので契約した。 その後、もともと所有していた山林をその業者に買い取ってもらったが、その 際にまた新たな山林を購入する契約をし、売却額と購入額の差額を支払った。 (70歳代 女性) =================================== <ひとこと助言> ☆過去に原野商法の被害に遭った人に、その土地が高く売れるなどと勧誘し、 測量の費用を請求したり、新たな土地の購入を持ち掛けたりする「二次被害」 の相談が増え続けています。 ☆「土地を買いたい人がいる」「土地を売却できる」などという業者のセール ストークをうのみにしないようにしましょう。 ☆契約を検討する場合は、その土地が所在する自治体等に土地の状況を問い合 わせるなどして情報を収集し、少しでも不審な点があれば契約してはいけま せん。 ☆日頃から家族や身近な人による見守りも大切です。困ったときは、お近く の消費生活センター等にご相談ください。 イラスト入りリーフレット(PDF形式)は国民生活センターホームページ http://www.kokusen.go.jp/mimamori/mj_mailmag/mj-shinsen207.html ※リーフレットの文面はメールマガジンと同じものです。 __________________________________ 本情報は、国民生活センターの公表情報をもとに編集・発行しています。 詳細は、「止まらない!!増え続ける原野商法の二次被害トラブル」 http://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20141107_1.html ●全国の消費生活センター等の相談窓口 http://www.kokusen.go.jp/map/index.html ********************************************************************** メールアドレスの変更と配信解除はこちらへ http://www.kokusen.go.jp/mimamori/mj_mgtop.html 問い合わせ:mimamoru-kun@kokusen.go.jp ********************************************************************** |