見守り新鮮情報 第276号 平成29年3月28日 ◇発行:独立行政法人国民生活センター◇ ___________________________ 遺品整理を頼むときは、複数の事業者から見積もりを ___________________________ 亡くなった父の家にある遺品を整理してもらうため、知人に紹介された遺品整 理業者に電話し、見積もりを頼んだ。現地で待ち合わせ、最初は30万円くらい と言われたのに、次々と料金が追加され、合計で約160万円になった。見積もり だけのつもりだったが、結局その日に契約した。他業者と比べて高額だと分か ったので、翌日、キャンセルしたいと電話したら、手付けとして支払い済みの 5万円は返せないと言われた。(60歳代 女性) =================================== <ひとこと助言> ☆遺品の整理・分別、故人の部屋の片付けや不用品の買い取り・処分を事業者 に依頼するケースが増えています。契約する前に、何を依頼したいのかを明 確にして、複数の事業者から見積もりを取り、その内容や金額を比較しまし ょう。 ☆見積書に「遺品整理一式」と記載されているなど、あいまいな記載がある場 合には、具体的な作業内容の説明を求めることが大切です。 ☆キャンセル料が発生することがあります。契約の前にいつから、いくらかか るのか、確認しておきましょう。 ☆不審に思うことがあれば、お近くの消費生活センター等へ早めにご 相談ください(消費者ホットライン188) イラスト入りリーフレット[PDF形式]はこちらのURLからご覧いただけます。 http://www.kokusen.go.jp/mimamori/mj_mglist.html ※リーフレットの文面はメールマガジンと同じものです。 __________________________________ 本情報は、都道府県等の消費者行政担当部署等からの情報をもとに編集・発行 しています。 ●全国の消費生活センター等の相談窓口 http://www.kokusen.go.jp/map/index.html ********************************************************************** メールアドレスの変更と配信解除はこちらへ http://www.kokusen.go.jp/mimamori/mj_mgtop.html 問い合わせ:mimamoru-kun@kokusen.go.jp **********************************************************************