2020年8月18日火曜日
災害に便乗した悪質な修理業者に注意
訪問したリフォーム業者に「台風で屋根瓦が浮いている」と言われ、屋根を
見てもらったところ、写真を見せられ屋根の修理を勧められた。「火災保険が
下りれば実費負担なく工事ができる。保険の申請は無料で代行する」と言われ、
申込書にサインした。その後、知り合いの業者に写真を見せたら修理の必要は
ないと言われた。申込書には「保険適用前にキャンセルすると10万円かかる」
と書かれている。契約をやめたい。(80歳代 男性)
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<ひとこと助言>
☆災害に便乗して、不必要な住宅修理を契約させられたという相談が寄せられ
ています。
☆「火災保険が使えるので負担はない」「無料で保険の申請代行をする」などと
勧誘されても、すぐに契約しないようにしましょう。
☆災害により被害を受けたら、慌てずに複数の業者から工事の見積もりを取り
検討しましょう。
☆また、保険の適用対象となるか、申請はどのようにするかを自身が加入して
いる保険会社に確認しましょう。
☆家族や周りの人は、高齢者や障がい者の家に不審な訪問者が来ていないか、
気を配りましょう。
☆不安を感じたら、早めにお住まいの自治体の消費生活センター等にご相談く
ださい(消費者ホットライン188)。
イラスト入りリーフレット(PDF形式)はこちらのURLからご覧いただけます。
http://www.kokusen.go.jp/mimamori/mj_mglist.html
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本情報は、国民生活センターの公表資料をもとに編集・発行しています。
<詳細>
「令和元年秋台風」で寄せられた消費生活相談情報-台風15号の発生から台風
19号上陸2カ月後までの全国の相談の推移-
http://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20200130_1.html
●全国の消費生活センター等の相談窓口
http://www.kokusen.go.jp/map/index.html