2012年9月26日水曜日

家庭内における子どもの事故

   ◇今回は、注意していただきたい家庭内における子どもの事故事例をご
    紹介します。

   (事例1)【蒸気吹き出し口に触れてやけど】

      加熱式加湿器を使用中、乳児がやけどを負った。

    → 加湿器を床に置いて使用していたため、乳児が蒸気吹き出し口に
      触れて手にやけどを負ったと推定されます。

   (事例2)【戸の隙間に指を挟んで裂傷】

      親がクローゼットに設置された内装用折れ戸を開けて中のものを
      取り出して、戸を閉めた際に戸の折部の隙間に幼児の左手小指が
      挟まり、裂傷を負った。

    → 親が幼児の指が戸の折部の隙間にあることに気づかず、戸を閉め
      たものと推定されます。


   ◇事例1のように、子どもは白い蒸気などに興味を示し、加熱式加湿器
    の湯気や炊飯器の湯気に触れてやけどをしてしまうことがあります
    子どもの手の届かない場所に置く、触れないように柵を設けるなど、
    気をつけてください。

   ◇事例2のように、子どもはドア等の隙間で指を挟んでしまうことがあ
    ります。特に、大人が戸を閉める際に巻き込んでしまうことが多くあ
    るので、周囲に子どもがいる際には十分注意してください。

PSマガジン(製品安全情報マガジン)
2012. 9.25 Vol.177から抜粋
http://www.nite.go.jp/jiko/psm/index.html