2012.10.23 Vol.179 PSマガジン(製品安全情報マガジン)
発行 独立行政法人製品評価技術基盤機構(NITE・ナイト)
今回は、注意していただきたい石油ストーブによる事故事例をご紹介 します。 (事例1)【漏れた灯油に引火】 家屋がほぼ全焼する火災が発生し、1人が軽傷を負った。 → 石油ストーブの消火を確認せず給油し、戻そうとした際に、給油 タンクのネジ式キャップが完全に締まっていなかったため、灯油 がこぼれて石油ストーブにかかり、火災に至ったものと推定され ます。 (事例2)【可燃物が接触、着火】 住宅が全焼し、1人が顔などに軽いやけどを負った。居間の石油 ストーブ付近が燃えていた。 → 風にあおられたカーテンが近くにあった石油ストーブに接触・着 火し、火災に至ったものと推定されます。 ◇事例1のように、消火していない石油ストーブへの給油は火災に至る ことがあります。給油する際は、完全にストーブの火が消えたことを 確認し、カートリッジタンクのふたを完全に締めてください。 ◇事例2のように、石油ストーブの近くに可燃物がありますと火災に至 ることがあります。可燃物の近くで使用しないでください。
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