2013年9月11日水曜日

電動車いすによる事故

2013.9.10 VOL.200
PSマガジン(製品安全情報マガジン)
NITE(ナイト)[独立行政法人製品評価技術基盤機構]
 製品安全センター


  (事例1)【操作ミス等により転落・転倒・衝突した事故】
      ハンドル形電動車いすで走行中、斜面から転落し、死亡した。

    → 未舗装の砂利道を単独で走行中に斜面下に転落していたことから、
      操作ミスによる事故と推定されます。

  (事例2)【使用方法を守らなかったことによる事故①】
      ハンドル形電動車いすを使用していたところ、踏切内で電動車い
      すが停止したため電車と接触し、重傷を負った。

    → 電動車いすのバッテリーの残量が少ない状態だったため、踏切内
      でバッテリーが切れて停止したものと推定されます。

  (事例3)【使用方法を守らなかったことによる事故②】
      ベッドからジョイスティック形電動車いすに移乗した直後に電動
      車いすが後方に転倒し、負傷した。

    → 使用者が電動車いすの転倒防止バーを格納したまま移乗しようと
      した際に、バランスを崩して後方に転倒し、事故に至ったものと
      推定されます。なお、取扱説明書には、「転倒防止バーを使用す
      る」旨、記載されていました。

   ◎電動車いすの事故を防止するために、取扱説明書の注意事項を守り、
    特に次の点に注意してください。

   ◇安全運転講習会等への参加など、正しい使用方法の習得
   ①初めて運転する場合は、安全な使用方法の指導を個別に受けるか安全
    運転講習会等に参加し、慣れるまでは安全な広い場所で十分に練習し
    てください。
   ②運転に慣れてからも、定期的に安全運転講習会等に参加してください。

   ◇運転時の注意
   ①走行中は、わき見運転をしないでください。
   ②走行中は、路肩に寄りすぎないでください。
   ③坂道を下る際は、速度を遅めに設定してください。
   ④クラッチ(手押し走行装置)を切っての走行はしないでください。
   ⑤濡れた落ち葉で滑りやすい場所や未舗装路では利用しないでください。

http://www.nite.go.jp/jiko/psm/psm_vol200_130910.html