見守り新鮮情報 第209号 平成26年12月22日 ◇発行:独立行政法人国民生活センター◇ __________________________ 年末年始 餅での窒息事故に気をつけて __________________________ <事例1> 雑煮を食べていたら、餅をのどに詰まらせ顔面が蒼白になった。意識を失って 倒れたため、家族で病院へ搬送した。(60歳代 男性) <事例2> 夫が台所で餅を食べていた際、のどに詰まらせ窒息した。居間まで自力で出て きたが、心肺停止したため救急要請した。病院で処置をしてもらったが死亡し た。(70歳代 男性) =================================== <ひとこと助言> ☆高齢者の餅による窒息事故が多く起きています。高齢になると、そしゃく力 や飲み込む力が低下し、食べたものがスムーズに飲み込みにくくなるため、 一層の注意が必要です。 ☆餅を食べる際は、小さく切って、食べやすい大きさにしましょう。 ☆急いで飲み込まずに、ゆっくりとよくかんで、だ液とよく混ぜ合わせて食べ ることが大切です。 ☆家族や周囲の方も、食事の様子から目を離さないようにしましょう。 イラスト入りリーフレット(PDF形式)は国民生活センターホームページ http://www.kokusen.go.jp/mimamori/mj_mailmag/mj-shinsen209.html ※リーフレットの文面はメールマガジンと同じものです。 __________________________________ 本情報は、医療機関ネットワーク事業へ寄せられた参画医療機関からの事故情 報をもとに編集・発行しています。 <参考> 「高齢者の餅による窒息事故に気を付けて!-年末年始は餅による窒息事故が 増えます。注意して餅を食べましょう-」[PDF形式](消費者庁) http://www.caa.go.jp/safety/pdf/131218kouhyou_1.pdf ●全国の消費生活センター等の相談窓口 http://www.kokusen.go.jp/map/index.html ********************************************************************** メールアドレスの変更と配信解除はこちらへ http://www.kokusen.go.jp/mimamori/mj_mgtop.html 問い合わせ:mimamoru-kun@kokusen.go.jp **********************************************************************