2014年12月22日月曜日

年末年始 餅での窒息事故に気をつけて

見守り新鮮情報 第209号                平成26年12月22日

◇発行:独立行政法人国民生活センター◇
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         年末年始 餅での窒息事故に気をつけて
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<事例1>
雑煮を食べていたら、餅をのどに詰まらせ顔面が蒼白になった。意識を失って
倒れたため、家族で病院へ搬送した。(60歳代 男性)
<事例2>
夫が台所で餅を食べていた際、のどに詰まらせ窒息した。居間まで自力で出て
きたが、心肺停止したため救急要請した。病院で処置をしてもらったが死亡し
た。(70歳代 男性)
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<ひとこと助言>
☆高齢者の餅による窒息事故が多く起きています。高齢になると、そしゃく力
 や飲み込む力が低下し、食べたものがスムーズに飲み込みにくくなるため、
 一層の注意が必要です。
☆餅を食べる際は、小さく切って、食べやすい大きさにしましょう。
☆急いで飲み込まずに、ゆっくりとよくかんで、だ液とよく混ぜ合わせて食べ
 ることが大切です。
☆家族や周囲の方も、食事の様子から目を離さないようにしましょう。

イラスト入りリーフレット(PDF形式)は国民生活センターホームページ
http://www.kokusen.go.jp/mimamori/mj_mailmag/mj-shinsen209.html
※リーフレットの文面はメールマガジンと同じものです。
__________________________________
本情報は、医療機関ネットワーク事業へ寄せられた参画医療機関からの事故情
報をもとに編集・発行しています。

<参考>
「高齢者の餅による窒息事故に気を付けて!-年末年始は餅による窒息事故が
増えます。注意して餅を食べましょう-」[PDF形式](消費者庁)
http://www.caa.go.jp/safety/pdf/131218kouhyou_1.pdf

●全国の消費生活センター等の相談窓口
http://www.kokusen.go.jp/map/index.html
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http://www.kokusen.go.jp/mimamori/mj_mgtop.html
問い合わせ:mimamoru-kun@kokusen.go.jp
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2014年12月15日月曜日

廃品回収を依頼したら高額な請求をされた

見守り新鮮情報 第208号                平成26年12月12日

◇発行:独立行政法人国民生活センター◇

     __________________________

        廃品回収を依頼したら高額な請求をされた
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高齢の母が、巡回していた廃品回収業者にテレビとオルガンの回収を依頼した。
業者はそれ以外にも小型冷蔵庫やソファ、消火器などを勝手に持ち出し「回収
費用として5万円」と請求してきた。母はそんな金額になると思っていなかった
ので「1万円しかない」と言うと「内金として1万円を払い、残りは振り込んで」
と言われた。近日中に振り込むことになっているが、高額な請求に納得がいか
ない。(契約当事者:80歳代 女性)
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<ひとこと助言>
☆一般廃棄物の収集・運搬は、市区町村に許可を受けた事業者しか行えません。
 安易に廃品回収業者に処分を依頼することは、トラブルのもとになりやすい
 ので注意が必要です。
☆粗大ごみや不用品の処分は、お住まいの市区町村のルールに従って行いまし
 ょう。粗大ごみに出せない家電製品やパソコンなどの処分方法について分か
 らない場合は、市区町村に確認しましょう。
☆廃品回収業者とトラブルになるなど、困ったときは、早めにお近くの自治
 体の消費生活センター等にご相談ください。

イラスト入りリーフレット(PDF形式)は国民生活センターホームページ
http://www.kokusen.go.jp/mimamori/mj_mailmag/mj-shinsen208.html
※リーフレットの文面はメールマガジンと同じものです。
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本情報は、都道府県等の消費者行政担当部署等からの情報をもとに編集・発行
しています。

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2014年12月8日月曜日

「見守り新鮮情報」読者アンケートご協力のお願い

見守り新鮮情報【2014年度読者アンケート】       平成26年12月8日

◇発行:独立行政法人国民生活センター◇

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     「見守り新鮮情報」読者アンケートご協力のお願い
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 「見守り新鮮情報」を日頃からご愛読いただき、誠にありがとうございます。
 このたび、読者の皆様を対象に、下記ページにて、簡単なアンケートを実施
いたします。ご協力のほど、よろしくお願いいたします。

 アンケートの締め切りは12月19日17時です(締め切り以降はURLが無効になります)。

 いただいた回答は、「見守り新鮮情報」やホームページ「見守り情報」の運営
に生かしてまいります(本アンケートは、読者の皆様のご意見を伺い、業務の
参考にするために行うものです。この目的以外には利用しません)。

●「見守り新鮮情報」読者アンケート(トライコーン(株)のサイトへ移動します)
https://krs.bz/kokusen/m/2014enquete

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2014年12月3日水曜日

原野商法の二次被害が増え続けています

見守り新鮮情報 第207号                平成26年12月3日

◇発行:独立行政法人国民生活センター◇

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         原野商法の二次被害が増え続けています
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夫が40年くらい前に購入した山林を「買い取る」という電話が業者からあった。
来訪した業者に、「山林の売却のためには、別の山林を購入するように」と言
われた。その土地は「将来太陽光発電の会社が買い取るはず」ということだっ
たので契約した。
その後、もともと所有していた山林をその業者に買い取ってもらったが、その
際にまた新たな山林を購入する契約をし、売却額と購入額の差額を支払った。
(70歳代 女性)
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<ひとこと助言>
☆過去に原野商法の被害に遭った人に、その土地が高く売れるなどと勧誘し、
 測量の費用を請求したり、新たな土地の購入を持ち掛けたりする「二次被害」
 の相談が増え続けています。
☆「土地を買いたい人がいる」「土地を売却できる」などという業者のセール
 ストークをうのみにしないようにしましょう。
☆契約を検討する場合は、その土地が所在する自治体等に土地の状況を問い合
 わせるなどして情報を収集し、少しでも不審な点があれば契約してはいけま
 せん。
☆日頃から家族や身近な人による見守りも大切です。困ったときは、お近く
 の消費生活センター等にご相談ください。

イラスト入りリーフレット(PDF形式)は国民生活センターホームページ
http://www.kokusen.go.jp/mimamori/mj_mailmag/mj-shinsen207.html
※リーフレットの文面はメールマガジンと同じものです。
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本情報は、国民生活センターの公表情報をもとに編集・発行しています。

詳細は、「止まらない!!増え続ける原野商法の二次被害トラブル」
http://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20141107_1.html

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2014年12月1日月曜日

古い灯油を使ったら石油ストーブが故障?

見守り新鮮情報 第206号                平成26年11月28日

◇発行:独立行政法人国民生活センター◇

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         古い灯油を使ったら石油ストーブが故障?
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石油ストーブを購入して2日後、消火しようとした際に、操作つまみが上がら
ず、緊急消火ボタンも作動しなかったために、新品と交換してもらった。3カ月
後にも同じように消火できなくなり、販売店を呼び消火してもらった。販売店
からは昨シーズンの灯油を使ったことが原因ではないかと言われた。(70歳代
女性)
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<ひとこと助言>
☆灯油は、保管方法を誤ると日光や熱による変質、水や異種の油などの混入に
 より「不良灯油」になることがあります。
☆不良灯油を石油暖房機器に使用すると、少量でも異常燃焼や機器の故障につ
 ながり危険です。
☆保管するときは、灯油専用容器に入れ、日光や雨の当たらない場所に置きま
 しょう。
☆シーズン中に使い切れなかった場合や、長期保管し変質の可能性がある灯油
 は決して使用せず、購入した石油販売店に相談するなどして安全に廃棄しま
 しょう。

イラスト入りリーフレット(PDF形式)は国民生活センターホームページ
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※リーフレットの文面はメールマガジンと同じものです。
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本情報は、国民生活センターの公表情報をもとに編集・発行しています。

詳細は、「不良灯油による石油暖房機器の故障や異常に注意」
http://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20131121_1.html

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2014年11月13日木曜日

「無料点検」に応じたら…高額な排水管工事勧誘

見守り新鮮情報 第205号                平成26年11月12日

◇発行:独立行政法人国民生活センター◇

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       「無料点検」に応じたら…高額な排水管工事勧誘
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「無料で排水管の点検をする」と業者が訪ねてきた。無料なら、と思い見ても
らったところ「工事が必要」と、排水管の一部が割れている写真を見せられた
ため、工事契約を結んだ。工事当日、開始後しばらくして、「水漏れしていて
隣の家まで水が行っている。先に別の工事をしないと大変だ」と言われた。工
事費が合計で70万円と高額になったので迷っていると、「特別に50万円にする」
と値引きを示され、隣の家に迷惑がかかるのは困ると思い、契約してしまった。
(60歳代 男性)
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<ひとこと助言>
☆「無料で点検」などと言って訪問し、点検後に消費者の不安をあおり、工事
 などの契約を結ばせる手口です。一度契約すると次々と別の契約を迫られる
 ケースもあります。安易に業者を家に入れないようにしましょう。
☆「特別に値引きする」などと言われても、その場で契約してはいけません。
 家族や周囲の人に相談しましょう。必要ない場合は、きっぱり断ることが大
 切です。
☆契約後や工事完了後でも、クーリング・オフや契約の取り消し等ができる場
 合があります。お近くの消費生活センター等にご相談ください。

イラスト入りリーフレット(PDF形式)は国民生活センターホームページ
http://www.kokusen.go.jp/mimamori/mj_mailmag/mj-shinsen205.html
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本情報は、都道府県等の消費者行政担当部署等からの情報をもとに編集・発行
しています。

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2014年11月10日月曜日

 リフォーム工事の中断・遅延トラブル

見守り新鮮情報 第204号                平成26年11月6日

◇発行:独立行政法人国民生活センター◇

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          リフォーム工事の中断・遅延トラブル
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母を契約者として、二世帯住宅への増改築をリフォーム会社に1千万円で依頼
し、既に850万円支払っている。先月末までに完成の約束だったが、途中から業
者があまり来なくなった。苦情を伝えると「多額の借金があり、お宅の工事ど
ころではない」と言う。工事が途中で放置されたため雨漏りが起き、別の業者
に応急処置を依頼した。何とか住める状況にはなったが、約300万円の応急工事
代金も別途請求されている。(契約当事者:60歳代 女性)
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<ひとこと助言>
☆住宅の新築・リフォームで、業者の事情による工事の中断や遅延に関するト
 ラブルが増えています。
☆契約する前には、複数の業者から見積りを取り、費用だけでなく確実に工事
 が進められるか、などについても十分検討することが重要です。
☆工事が滞った際の備えとして、遅延補償を契約内容に記載するようにしたり、
 完成保証制度が利用できる場合は、それを選択することも検討したりしてみ
 ましょう。
☆費用の全額前払いは避け、完成後の支払いを主とした契約にしましょう。
☆心配なときは、お近くの消費生活センター等にご相談ください。

イラスト入りリーフレット(PDF形式)は国民生活センターホームページ
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本情報は、国民生活センターの公表情報をもとに編集・発行しています。

詳細は、「住宅の新築・リフォーム工事等での遅延トラブルが増加-人手不足
による放置や、倒産による放棄の事例も-」
http://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20141030_2.html

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2014年10月29日水曜日

介護ベッド用手すりによる死亡事故が多数発生!

見守り新鮮情報 第203号                平成26年10月29日

◇発行:独立行政法人国民生活センター◇

     __________________________

       介護ベッド用手すりによる死亡事故が多数発生!
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これまでも消費者庁には介護ベッド用手すりによる事故が多数報告されてきま
したが、2014年7月にも、80歳代の高齢者が手すりの隙間に頭が入り込み死亡す
る事故が起きました。介護ベッド用手すりによる事故は、2007年5月以降の7年
間で67件に達し、半分以上が死亡事故です(35件)。介護ベッド用手すりによ
る新たな事故を起こさないよう、すぐに確実な対応策をとってください。
===================================
<ひとこと助言>
☆介護ベッド用手すりの隙間に首などを挟み死に至る事故や、腕や足などを差
 し込んで骨折するなどの重傷事故が起きています。
☆2009年に、安全性の向上のためにJIS規格が改正されました。介護ベッド
 用手すりを使用する際は、新JIS規格の製品を使用してください。新JI
 S規格の製品かどうか不明な場合は、レンタル契約先事業者または販売業者
 に問い合わせましょう。
☆新JIS規格ではない手すりを使用している場合は、メーカーが配布する対
 応品を使用したり、クッションや毛布で隙間を塞いだりするなど必ず対策を
 講じましょう。

イラスト入りリーフレット(PDF形式)は国民生活センターホームページ
http://www.kokusen.go.jp/mimamori/mj_mailmag/mj-shinsen203.html
※リーフレットの文面はメールマガジンと同じものです。
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本情報は、消費者庁の公表情報をもとに編集・発行しています。

詳細は、「消費生活用製品の重大製品事故に係る公表について」[PDF形式](消
費者庁)
http://www.caa.go.jp/safety/pdf/140815kouhyou_1.pdf 

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2014年10月22日水曜日

 「見守り」と「気づき」で認知症等高齢者の被害を防ごう

見守り新鮮情報 第202号                平成26年10月21日

◇発行:独立行政法人国民生活センター◇

     __________________________

     「見守り」と「気づき」で認知症等高齢者の被害を防ごう
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「見守り」と「気づき」のポイント
<住まいの様子>
・不審な契約書、請求書などの書面や、宅配業者の不在通知などはないか。
・不審な健康食品やカニなどがないか。
・新品のふとんなど、同じような商品が大量にないか。
・屋根や外壁、電話機周辺などに不審な工事の形跡がみられないか。
・通信販売のカタログやダイレクトメールなどが大量にないか。
・複数社から配達された新聞や景品類などがないか。
・不審な業者が出入りしている形跡はないか。

<高齢者本人の言動や態度など>
・不審な電話のやり取りや、電話口で困っている様子はないか。
・生活費が不足するなど、お金に困っている様子はないか。
・預金通帳などに不審な出金の記録はないか。

===================================
<ひとこと助言>
☆上記のチェックポイントを参考に、認知症等高齢者の住まいの様子や言動な
 どに日ごろから注意を払いましょう。
☆困ったときは、お近くの消費生活センター等にご相談ください。
 家族や周囲の方も相談することができます。

イラスト入りリーフレット(PDF形式)は国民生活センターホームページ
http://www.kokusen.go.jp/mimamori/mj_mailmag/mj-shinsen202.html
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本情報は、国民生活センターの公表情報をもとに編集・発行しています。

詳細は、「家族や周囲の“見守り”と“気づき”が大切-認知症等高齢者の消
費者トラブルが過去最高に!!-」
http://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20140911_1.html

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2014年10月6日月曜日

 「今より安くなる」?遠隔操作によるプロバイダ変更勧誘に注意


 見守り新鮮情報 第201号                平成26年10月6日
>
> ◇発行:独立行政法人国民生活センター◇
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>      __________________________
>
>    「今より安くなる」?遠隔操作によるプロバイダ変更勧誘に注意
      __________________________

「今契約しているプロバイダより、必ず安くなるから乗り換えませんか」と電
 話で勧誘され、承諾した。その後、業者の電話による指示に従い、パソコンで
 プロバイダのホームページ画面を開くと、遠隔操作でプロバイダの変更が行わ
 れた。変更後、これまで契約していたプロバイダの料金を確認すると、新しい
 契約先のほうが高額になることが分かった。解約を申し出たが「きちんと説明
 している。解約には、違約金1万5千円が必要」と言われた。(60歳代 男性)
 ===================================
 <ひとこと助言>
 ☆電話で大手電話会社名をかたるなどして、インターネットに接続するための
  プロバイダ契約の変更を持ち掛け、遠隔操作で設定変更をする勧誘方法に関
  する相談が急増しています。
 ☆「今より安くなる」などと勧誘されても、契約前に契約内容に関する書面を
  求め、はっきり理解できなければ、承諾しないでください。
 ☆知らない間にオプション等を申し込んだことになっているケースもあり、注
  意が必要です。
 ☆プロバイダ等の契約は、法律上のクーリング・オフ制度はありません。困っ
  たときは、お近くの消費生活センター等にご相談ください。

イラスト入りリーフレット(PDF形式)は国民生活センターホームページ
 http://www.kokusen.go.jp/mimamori/mj_mailmag/mj-shinsen201.html
 ※リーフレットの文面はメールマガジンと同じものです。
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 本情報は、都道府県等の消費者行政担当部署等からの情報をもとに編集・発行
 しています。

<参考>国民生活センター公表情報
 「相談激増!遠隔操作によるプロバイダ変更勧誘トラブルにご注意」
 http://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20140918_1.html

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2014年9月30日火曜日

見守り新鮮情報200号記念「すごろく」作成のお知らせ

見守り新鮮情報 第200号               平成26年9月29日

◇発行:独立行政法人国民生活センター◇

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      見守り新鮮情報200号記念「すごろく」作成のお知らせ
     __________________________

 今回は「見守り新鮮情報」が200号を迎えたことから、これまでに「見守り
新鮮情報」で紹介した情報や手口を、ゲームをしながら振り返っていただこう
と「すごろく」を作成しました。


●すごろく(PDF形式)は国民生活センターホームページからプリントして、
ご活用ください。
http://www.kokusen.go.jp/mimamori/mj_mailmag/mj-shinsen200.html

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●全国の消費生活センター等の相談窓口
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2014年9月17日水曜日

話題の出来事を悪用!iPS細胞をかたる詐欺的勧誘に注意

見守り新鮮情報 第199号                平成26年9月12日

◇発行:独立行政法人国民生活センター◇

     __________________________

     話題の出来事を悪用!iPS細胞をかたる詐欺的勧誘に注意
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証券会社から「iPS細胞を手掛けるA社の株を買う権利に当選した」と電話が
あったが、断った。すぐにA社から「1千万円分の株の購入ありがとうございま
す」と電話が入ったので「買っていない」と言うと「すでに名義を貸したこと
になって購入されている。権利証等を送る」と言われた。再度断ったところ、
数日後にA社から「解約には250万円かかる。立て替えてくれれば、あとで返金
する」と言われたため「返金されるなら」と宅配便で現金を送った。(60歳代
 女性)
===================================
<ひとこと助言>
☆事例の他にも、STAP細胞、東京オリンピックや企業の個人情報漏えいなど、
 話題性のあるニュースや事件に便乗した詐欺的勧誘が多く報告されています。
☆「代わりに買ってくれたら高値で買い取る」「名義を貸してくれたら謝礼を
 払う」などと持ちかける場合もあります。相手にせず、すぐに電話を切って
 ください。
☆少しでも不安を感じたら、お金を払う前に消費生活セン
 ター等にご相談ください。

イラスト入りリーフレット(PDF形式)は国民生活センターホームページ
http://www.kokusen.go.jp/mimamori/mj_mailmag/mj-shinsen199.html
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本情報は、国民生活センターの公表情報をもとに編集・発行しています。

詳細は、「iPS細胞・STAP細胞の関連事業をかたった詐欺的トラブルにご注意!
-話題性のある出来事に便乗して、高齢者を狙う悪質な手口-」
http://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20140911_2.html

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2014年8月27日水曜日

友人からの紹介でもきっぱり断って!マルチ商法的勧誘に注意

見守り新鮮情報 第198号                平成26年8月26日

◇発行:独立行政法人国民生活センター◇

     __________________________

    友人からの紹介でもきっぱり断って!マルチ商法的勧誘に注意
     __________________________

友人に紹介された人が自宅に来訪し「会員になれば1箱1万3千円で体に良い飲料
水を購入できる。登録料は、2箱購入すれば免除。人を紹介するとボーナスが
もらえる」と言われ、断りきれずに契約した。目が不自由なため契約書はその
人に書いてもらった。その後、商品が届いた際に、宅配業者から宛名ラベルに
は業者の住所も連絡先も書いていないと教えてもらい、不審に思った。解約し
たいが、一人暮らしのため書類が読めず連絡できない。(70歳代 男性)
===================================
<ひとこと助言>
☆他人に商品を紹介し購入につながればマージンが得られると誘う、マルチ商
 法的勧誘のトラブルです。
☆親しい人や仲間からの紹介、誘いは断りにくいものですが、断る勇気も必要
 です。自身も友人を勧誘することにより、その人との関係を壊してしまうこ
 ともあります。
☆過去には聴覚障がい者の間でマルチ商法がまん延したこともありました。一
 人暮らしの障がい者や高齢者の家に見知らぬ人が出入りしていないか、周囲
 の人が日ごろから気を配りましょう。
☆困ったときは、お近くの消費生活センター等にご相談ください。

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2014年8月13日水曜日

飲み物と間違えて洗剤などを飲んでしまった

  見守り新鮮情報 第197号                平成26年8月13日

 ◇発行:独立行政法人国民生活センター◇


         飲み物と間違えて洗剤などを飲んでしまった

 <事例1>
 認知症の母が、飲み物と思って買ってきた食器用洗剤を冷蔵庫で保管し、飲ん
 でしまった。(当事者:70歳代 女性)
 <事例2>
 茶渋を取ろうとマグカップに漂白剤を1センチほど入れて、そのまま外出した。
 帰宅後、そのことをすっかり忘れて、そのマグカップに牛乳を入れて飲んでし
 まった。(60歳代 女性)
 <事例3>
 田畑の作業中にのどが渇き、ペットボトルに入れていたガソリン入りの混合油
 に誤って口を付けてしまった。(70歳代 男性)
 ===================================
 <ひとこと助言>
 ☆高齢者が洗剤など食品以外のものを誤飲するケースが見られます。多くは飲
  料と間違えてしまうことが原因です。
 ☆洗剤や殺虫剤、ガソリン等をペットボトルやコップなどに移し変えるのは間
  違いのもとです。絶対にしてはいけません。
 ☆家族や周囲の方も製品の使用や保管に十分注意を払いましょう。

 イラスト入りリーフレット(PDF形式)は国民生活センターホームページ
 http://www.kokusen.go.jp/mimamori/mj_mailmag/mj-shinsen197.html
 ※リーフレットの文面はメールマガジンと同じものです。
 __________________________________
 本情報は、医療機関ネットワーク事業へ寄せられた参画医療機関からの事故情
 報をもとに編集・発行しています。

 ●全国の消費生活センター等の相談窓口
 http://www.kokusen.go.jp/map/index.html

2014年7月31日木曜日

 「個人情報を削除してあげる」公的機関をかたる詐欺が急増

 見守り新鮮情報 第196号                平成26年7月30日
>
> ◇発行:独立行政法人国民生活センター◇
>
>      >
>     「個人情報を削除してあげる」公的機関をかたる詐欺が急増
>     
> 「生活保護センター」を名乗る人から「あなたの個人情報が3カ所に漏れてい
> る。2カ所は取り消せたが、1カ所(A社)だけは取り消せない。代理の人を立て
> る必要がある」という電話があり、ボランティア団体の人が代理人になってく
> れることになった。すると、A社から連絡があり、自分に振られている「番号」
> を教えられた。その後、代理人から「書類に書くのに必要」とその番号を聞か
> れ教えたところ、A社から「番号を他に教えたのは違法行為になるため、社員が
> 逮捕された。あなたが保釈金1千万円払うように」と求められ、宅配便で現金を
> 送った。(70歳代 女性)
> ===================================
> <ひとこと助言>
> ☆公的機関等をかたり「個人情報が漏れているので削除してあげる」などと持
>  ちかけ、最終的にはお金をだまし取る手口が急増しています。
> ☆個人情報の削除を持ちかける電話は詐欺です。相手にせず、すぐに電話を切
>  ってください。
> ☆一度お金を支払ってしまうと取り戻すことは極めて困難です。絶対に支払っ
>  てはいけません。
> ☆困ったときは、お近くの消費生活センター等にご相談ください。
>
> イラスト入りリーフレット(PDF形式)は国民生活センターホームページ
> http://www.kokusen.go.jp/mimamori/mj_mailmag/mj-shinsen196.html
> ※リーフレットの文面はメールマガジンと同じものです。
> __________________________________
> 本情報は、国民生活センターの公表情報をもとに編集・発行しています。
>
> 詳細は、「個人情報が漏れているので削除してあげる?!公的機関をかたって
> 個人情報の削除を持ちかける詐欺にご注意!」
> http://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20140730_1.html
>

2014年7月24日木曜日

急増 保険金の利用を口実に自宅の修理を勧誘

見守り新鮮情報 第195号                平成26年7月23日

◇発行:独立行政法人国民生活センター◇


訪問してきた業者に雨どいが壊れていることを指摘され「火災保険の保険金で
屋根の修繕ができる。自己負担は一切ない」と勧誘された。点検の結果、50万
円の見積書を渡され、保険会社に保険金を請求し、下りた金額で工事をすると
いう契約をした。保険会社からは8万円ほど下りることになったが、よく考える
と50万円の見積もりなのに8万円で工事ができるのはおかしい。解約したい。
(70歳代 男性)

<ひとこと助言>
☆「保険金を請求すれば自己負担なしで自宅が修理できる」などと勧誘する手
 口の相談が急増しています。
☆請求した保険金が支払われず、工事費が自己負担になったり、高額な解約料
 を請求されたりするケースもあります。安易に契約してはいけません。
☆契約してもクーリング・オフ等ができる場合があります。

イラスト入りリーフレット(PDF形式)は国民生活センターホームページ
http://www.kokusen.go.jp/mimamori/mj_mailmag/mj-shinsen195.html
※リーフレットの文面はメールマガジンと同じものです。

2014年7月9日水曜日

「個人の情報を教えないと年金を停止する」と脅された

見守り新鮮情報 第194号                平成26年7月8日

◇発行:独立行政法人国民生活センター◇


突然知らない女性から電話があり「国の調査なので答えなければ年金が減額さ
れる」と言われ、生年月日・家族構成・年金受給額などを聞かれた。不快に思
い何も答えず電話を切ったところ、すぐに「市役所の生活課で年金を担当して
いる」という男性から「調査に協力しないと年金が停止されるがよいのか」と
電話があった。電話を切ってもすぐに電話がかかる、という繰り返しで、とて
もしつこかった。不審であり気味が悪い。(80歳代 女性)

<ひとこと助言>
☆公的機関の調査などをかたり、年金を停止するなどと脅して個人の情報を聞
 き出そうとするケースです。相手のペースに乗らないことが大切です。
☆公的機関が個人宅に電話して、いきなり生年月日や家族構成などを尋ねたり、
 年金の支給停止を告げるなどということはありません。

2014年6月27日金曜日

通信販売…いつの間にか定期購入になっていた

見守り新鮮情報 第193号                平成26年6月26日

◇発行:独立行政法人国民生活センター◇

新聞広告を見て健康食品を電話で注文した。数日後代引きで届き、代金を支払
い受け取った。1カ月後に同じ商品が届いたが、請求書もなかったので無料だと
思い、飲んでしまった。さらに1カ月後、6千円の振込用紙とともにまた健康食
品が送られてきたため、驚いて業者に連絡をしたところ「期日までに断りの電
話がなかったので、定期購入になっている」と言われた。定期購入を申し込ん
だ覚えはない。(60歳代 男性)
===================================
<ひとこと助言>
☆通信販売で、広告を見て1回限りの購入だと思って申し込んでも、定期的に商
 品を購入することになってしまうケースがあります。
☆通信販売を利用する際は、商品の特徴や価格だけでなく、購入や返品の条件、
 送られてきた商品に同封された書類などについてもしっかり確認しましょう。

イラスト入りリーフレット(PDF形式)は国民生活センターホームページ
http://www.kokusen.go.jp/mimamori/mj_mailmag/mj-shinsen193.html
※リーフレットの文面はメールマガジンと同じものです。

 家の中の転倒事故に注意しましょう

見守り新鮮情報 第192号                平成26年6月20日

◇発行:独立行政法人国民生活センター◇

<事例1>
起床後にスリッパを履いて廊下を歩いていたら、スリッパが脱げてしりもちを
つくように転倒し、右足の付け根を骨折した。(80歳代 女性)
<事例2>
玄関の段差につまずき転倒。右足の付け根を骨折した。(60歳代 女性)
<事例3>
入浴しようとして足を滑らせ、浴槽の縁で右胸を強く打った。(70歳代 男性)

<ひとこと助言>
☆高齢者の転倒事故の多くは、家の中で起きています。玄関、廊下などの段差
 をなくしたり、手すりや足元灯を設置するなど、転倒を防ぐ工夫をしましょ
 う。
☆ちょっとした物につまずくことも多いため、整理整頓をし、床に物を置かな
 いことも大切です。スリッパや靴下も滑る原因となることがあります。
☆浴室など滑りやすい場所、寝起きや夜中のトイレの際は特に注意が必要です。
☆高齢者はけがをすると重症になりやすい傾向があります。日常生活でこまめ
 に体を動かし、散歩など無理なくできる運動を心がけ、体力やバランス力の
 維持に努めましょう。

イラスト入りリーフレット(PDF形式)は国民生活センターホームページ
http://www.kokusen.go.jp/mimamori/mj_mailmag/mj-shinsen192.html
※リーフレットの文面はメールマガジンと同じものです。

2014年6月12日木曜日

「無料で点検」のはずが、浄水器を買うハメに…点検商法に注意!

見守り新鮮情報 第191号                平成26年6月12日

◇発行:独立行政法人国民生活センター◇


突然「浄水器は点検が必要です。無料でできます」と電話があった。10年前に
買った古い浄水器を使っており、無料ならよいと思い、来てもらうことにした。
その日の夕方男性が来て、点検後、「サビだらけなので買い換えたほうがよい」
と新しい浄水器の購入を勧めた。50万円と高額だったので断ったところ、「本
社と交渉したら、特別に38万円になった」と迫られたため、契約してしまった。
3日後に集金に来る予定になっている。一人住まいで、高額な契約をしたことが
心配で夜も眠れない。(80歳代 男性)

<ひとこと助言>
☆「無料で点検」などを口実に訪問し、点検後に消費者の不安をあおり、新た
 に製品を購入させる手口です。業者を安易に家の中に入れないようにしまし
 ょう。
☆「特別に値引きする」などと言葉巧みに契約を迫られても、その場で契約し
 てはいけません。いったん帰ってもらい、家族や周囲の人に相談しましょう。
 必要なければきっぱり断ることも大切です。
☆契約してしまっても、クーリング・オフや契約の取り消し等ができる場合が
 あります。

イラスト入りリーフレット(PDF形式)は国民生活センターホームページ
http://www.kokusen.go.jp/mimamori/mj_mailmag/mj-shinsen191.html
※リーフレットの文面はメールマガジンと同じものです。

2014年5月29日木曜日

取材を装って被害回復をうたう手口に注意

見守り新鮮情報 第190号                平成26年5月29日

発行:独立行政法人国民生活センター

過去に投資被害に遭ったことがある。ある日、放送局を名乗る男性から「過去
の投資被害の状況を取材したい。協力してもらえれば被害金を取り戻す」と電
話があった。アナウンサーのように上手な話し方の男性で、その後送付された
パンフレットにも有名な女性キャスターの写真が掲載されていたため、すっか
り信用してしまい「被害金を取り戻す代わりに、金取引に出資してほしい」と
言われ、18万円を振り込んだ。しかし、その後連絡が取れなくなってしまった。
(70歳代 女性)

<ひとこと助言>
☆過去に被害に遭った人に、放送局などの報道機関が「取材に応じれば被害金
 を取り戻す」などと電話をかけ、新たな支払いを要求することは絶対にあり
 ません。実在する報道機関と似た名称に惑わされないようにしましょう。
☆いったんお金を支払ってしまうと取り戻すのは極めて困難です。きっぱり断
 ることが大切です。

イラスト入りリーフレット(PDF形式)は国民生活センターホームページ
http://www.kokusen.go.jp/mimamori/mj_mailmag/mj-shinsen190.html
※リーフレットの文面はメールマガジンと同じものです。

2014年5月13日火曜日

突然の警告表示はセキュリティソフトの広告かもしれません

見守り新鮮情報 第189号                平成26年5月13日

◇発行:独立行政法人国民生活センター◇

検索サイトを見ていたときに、画面の右側にピカピカと光る警告のようなもの
が表示された。そこには、「パソコンにエラーがあるので、無料ソフトをダウ
ンロードするように」と記されていたのでダウンロードすると、次に「修復に
は有料で登録する必要がある」という画面が出た。すぐに画面を閉じたが、パ
ソコンを立ち上げるたびに警告画面が表示される。(60歳代 男性)

<ひとこと助言>
☆パソコン操作中に突然現れる警告表示は、本当の危険やエラー等を知らせる
 ものだけとは限らず、消費者の不安をあおりソフトの購入手続きに誘導する
 「広告」の可能性があります。信頼できる表示かどうかわからない場合には、
 クリックしないようにしましょう。
☆広告等の警告表示が出る原因の一つとして、パソコンのOS(基本ソフト)や
 アプリケーションが最新の状態でない場合に、ウェブサイトを閲覧した際な
 どに、意図せず警告を表示させるプログラムなどが埋め込まれることが考
 られます。常に最新の状態に保ちましょう。

イラスト入りリーフレット(PDF形式)は国民生活センターホームページ
http://www.kokusen.go.jp/mimamori/mj_mailmag/mj-shinsen189.html
※リーフレットの文面はメールマガジンと同じものです。

2014年5月8日木曜日

平成25年度消費生活相談の報告


単位:万円

分類
H24 件数
H25 件数
増減
H25被害額
救済額
救済率
多重債務
2
4
2
373
39
-
投資系詐欺
2
1
-1
100
100
100%
出会い系サイト
1
1
0
68
 
0%
ワンクリック架空請求
5
3
-2
145
10
7%
マルチ商法
2
1
-1
200
 
0%
電話・訪問販売
28
10
-18
131
102
78%
通信販売
7
11
4
57
32
56%
その他の消費生活相談
11
16
5
23
3
13%
消費生活に該当しない相談
4
1
-3
-
-
-
合計
62
48
-14
1,097
286
26%


相談件数・被害金額ともに減少

平成25年度に受付をした消費生活相談は48件、被害の総額は1097万円でした。前年度との比較では、相談件数は14件減少し、被害額は1566万円減少(前年被害額は2663万円)しました。このうち窓口に相談頂いた案件で、被害の救済の確認ができたのは286万円。被害の救済率は26%でした。
 投資系詐欺やマルチ商法などの高額な被害が減少していますが、悪質な勧誘行為があることは認められるので注意が必要です。相談件数が全体的に減少の中でも、インターネット取引(通信販売)でのトラブルや商品の不当表示問題、高齢者の契約トラブルなどの相談が増えています。(表示問題や高齢者の契約トラブルは、「その他の消費生活相談」に含まれています。)

インターネット取引のトラブル増加

 インターネット通信販売が急速に普及し、それとともにトラブルも増加しています。消費者がサイトで表示された商品・サービスの使用条件を確認しないで購入手続を行い、問題が起きる事例も多くなっています。サイトの販売条件がわかり難い位置に表示されていて、事前に確認するのが難しいというケースもありました。インターネット通販業者の中には、メールによる受付しか対応しないところもあり、問題が生じたときにメールに不慣れな消費者が困惑する場面も目立ちました。また、未成年者によるソーシャルゲームの高額課金トラブルも多く、親権者による契約取消についてのサポートも行いました。
 全国的にブランド商品の安売りをする詐欺サイトの問題が多発しましたが、恵那市においても被害が生じました。このようなトラブルを起こすサイトは、日本語で表示をしていても、実際は海外の事業者であることが多いです。代金の振込先の銀行口座の名義も、会社名ではなく外国人の個人名だったという例が多数確認されています。代金を先払いさせ、商品を送ってこない行為は詐欺まがいですが、相手方が海外居住者の場合は日本の国内法では解決ができないため、現状ではこうした被害を回復することはほぼ不可能です。こうした詐欺まがいのサイトの特徴としては、(1)ブランド品等がありえないほど格安の値段で売っている、(2)代金は前払いの銀行振り込み、(3)銀行口座の名義人が個人名、(4)連絡先が日本の固定電話番号では無い、(5)サイトに表示されている日本語が機械通訳のような意味の通じないものである、というような不審な点が挙げられます。このようなサイトでは注文をしないように注意が必要です。

高齢者の契約トラブルの増加

 相談のうち12件(全体の25%)は70歳以上の高齢者からの相談であり、健康食品等の送りつけ商法、訪問勧誘による住宅リフォーム工事のトラブルなどが目立ちました。悪質商法ではなく、通常の商取引においても、製品の使用方法や契約内容が複雑なものでは、高齢者が理解しきれず後日になって苦情が発生する事例が増えています。販売事業者側には高齢者の理解力に応じた商品・サービスを勧めること、複雑な契約をする際には親族への説明と同意を得ることなどの対応が求められます。

啓発で被害を未然防止

 平成25年度も、悪質商法被害や消費者契約のトラブルを予防するための出前講座を恵那南高校などで開催しました。こうした活動を継続することで、契約トラブルの減少を図っていきます。今年度も出前講座を開催しますので、市内の学校・企業・各種グループなどでご要望がありましたら、消費生活相談窓口までお問い合わせ下さい。